Netflix『ザ・クラウン』がキャサリン妃を演じる女優を募集中!

Netflixシリーズ『ザ・クラウン』が、後にキャサリン妃となる若き日のケイト・ミドルトンを演じる女優を募集していると米Varietyが伝えている。

若くして即位し、英国史上最高齢君主として今もなお公務に励むエリザベス2世の素顔に迫るドラマ『ザ・クラウン』。誰もが知る史実の裏側や、知られざる皇室の内部などを描く本作のみどころのひとつが、ロイヤルファミリーを演じるために起用されたキャストたち。演技の実力もさることながら、その風貌がそっくりと話題を呼んできた。

エミー賞常連ともいえる本作は、シーズン6をファイナルシーズンとして幕を下ろすことが決定済み。8月からロンドンで撮影が開始されると発表され、合わせて、16~21歳のウィリアム王子と16~20歳のヘンリー王子を演じる俳優を募集していることも明かされていた。

『ザ・クラウン』はこの度、ケンブリッジ公爵夫人こと、キャサリン(ケイト)・ミドルトンを演じる若手俳優を探しているという。キャスティング担当は、「受賞歴のある本作における重要な役で、我々は身体的特徴が酷似している方を探しています」とのコメントを発している。

製作陣が前もって物語の展開を明かすことは決してなかったが、こうした情報から、ファイナルシーズンではどのような物語が展開するのか推測ができそうだ。

もしウィリアム王子とキャサリン妃の出会いが描かれるのであれば、二人の縁を結んだ場といえるスコットランドのセント・アンドリュース大学にウィリアム王子が進学した2001年頃が描かれる可能性がある。

同じ頃には、ヘンリー王子の大麻使用と飲酒が報道され、チャールズ皇太子によってヘロイン常習者のための更生施設に1日送られる罰を受けたという出来事もあった。一体、どのような俳優でどのような出来事が取り上げられるのか、今から楽しみだ。

シーズン5は今年11月配信開始を目途に製作中。1990年代の皇室を描くシーズン5では、エリザベス女王役はオリヴィア・コールマンからイメルダ・スタウントンへ、フィリップ殿下役はトビアス・メンジーズからジョナサン・プライスへ、マーガレット王女役はヘレナ・ボナム・カーターからレスリー・マンヴィルへ、チャールズ皇太子役はジョシュ・オコナーからドミニク・ウェストへ、ダイアナ妃はエマ・コリンからエリザベス・デビッキへ引き継がれる。

『ザ・クラウン』は現在Netflixにてシーズン4までが配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・クラウン』©Netflix/キャサリン妃©FAM013/FAMOUS