『ファンタビ』第3弾、ジョニー・デップ後任にマッツ・ミケルセン!?

ハリー・ポッターと同じあの魔法世界の新しい物語を綴る『ファンタスティック・ビースト』シリーズ。先日、本作でグリンデルバルドを演じるジョニー・デップが元妻へのドメスティック・バイオレンス疑惑を報じた英The Sun紙に対する名誉毀損訴訟で敗訴したことが理由で降板を受け入れていたが、その後釜としてマッツ・ミケルセンが交渉中であることが報じられた。

2016年5月、アンバー・ハード(『アクアマン』)は「和解しがたい相違」を理由に離婚を申請。その後、彼女は裁判所にジョニーの暴力行為を訴え、接近禁止命令を要請。ジョニーの代理人は、アンバーの訴えはお金目的だとして、これらの疑いをすべて否定していた。泥沼化の気配を見せていた二人の離婚騒動は2017年、ジョニーがアンバーに700万ドル(約7億円)を支払う形で和解していたが、ジョニーはwifebeater(妻を殴る男)と名付けたThe Sunを発行するNew Group Newspapersを名誉毀損で訴えていた。

しかし、その裁判に敗訴したジョニーは、ワーナー・ブラザースからの要請により、『ファンタスティック・ビースト』を降板することになっていた。自身のInstagramアカウントに声明文を出したジョニーは、上訴を検討していることも明らかにしている。

米Varietyによると、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から本シリーズの監督を務めているデヴィッド・イェーツのお気に入り俳優であるマッツの名が、ジョニーの後任としてあがっているという。現在、初期段階の出演交渉中だそうだ。

なお、マッツは『アベンジャーズ』シリーズで知られるトム・ホランドと共演する映画『Chaos Walking(原題)』の撮影を終えたばかり。本作は、『エターナル・サンシャイン』や『マルコヴィッチの穴』で知られるチャーリー・カウフマンがペンを執り、ダグ・ライマン(『SUITS/スーツ』製作総指揮)が監督を務める。

『ファンタスティック・ビースト』第3弾は2022年7月15日に全米公開予定。(海外ドラマNAVI)

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マッツ・ミケルセン
© Hubert Boesl/FAMOUS