『ソウルフル・ワールド』"コメディの女王"ティナ・フェイが自らギャクを考案

ユニークでイマジネーションあふれる世界を舞台に数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサーが『トイ・ストーリー』から25周年という記念すべき年に公開する最新作『ソウルフル・ワールド』。本作で声優を務めるコメディ女優のティナ・フェイが、22番というキャラクターをどう作り上げていったかを明かしている。

22番を演じるティナは、コメディ業界の登竜門といわれる『サタデー・ナイト・ライブ』で風刺的なモノマネをしながら、女性初の脚本家としても有名になった凄腕女優で、『モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~』や、『アンブレイカブル・キミー・シュミット』といったドラマにも出演。そして、3度も務めたゴールデングローブ賞の司会ではセレブいじりなどのギャグを飛ばすなど、アメリカではコメディの女王として知られている。

本作ではそんな彼女が自らいくつかのギャグを考えたそうで、実際にティナが演じた22番の台詞などに取り入れられている。ケンプ・パワーズ共同監督は「この映画は、個性あふれる声を入れるのに最高の機会を与えてくれた。ティナの魅力を引っ張り出せるのは素敵だったよ。彼女は独特のユーモアのセンスを持っているからいくつかジョークを書いてもらい、個性豊かなキャラクターに変えてくれたんだ。僕は最高のキャストに恵まれ、本当にラッキーだよ」と明かしており、ティナ得意のユーモアセンスが22番のキャラクターに反映され、どこか憎めない愛おしいキャラクターになっている。

さらにピート・ドクター監督も彼女の才能を絶賛しており、「声優キャストをもっと知るようになると、デスクに戻ってからもその人の声が頭に浮かんで、その人が話してくれるような感じになるんだよね」と語り、ティナが元々持っているユーモアセンスをキャラクターにも反映していったそうだ。

そのように誕生した22番はユーモア溢れたキャラクターでありながら「人生ってそんなに大切なの?」と何百年もソウルの世界に留まり続ける問題児。ところがある日、ソウルの世界に迷い込んできた音楽教師のジョーと出会ったことがきっかけで奇跡の大冒険を繰り広げる――。22番とジョーが旅の中で見つけた人生で大切なこととは何なのか? ピクサー史上最も深い感動作に期待が高まるばかりだ。

『ソウルフル・ワールド』は、Disney+(ディズニープラス)にて12月25日(金)17時より独占配信開始。(海外ドラマNAVI)

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『ソウルフル・ワールド』©2020 Disney/Pixar.