アガサ・クリスティが生んだ名探偵エルキュール・ポアロが新たな謎に挑む! 前作『オリエント急行殺人事件』に続き、ケネス・ブラナー監督・主演で2022年2月25日(金)に公開される『ナイル殺人事件』。本作の本予告映像とポスターが解禁された。
『ナイル殺人事件』の舞台は、神秘の国エジプトのナイル川を往く豪華客船。数々の難事件を解決してきた世界一の私立探偵ポアロは、莫大な資産を持つ大富豪の娘・リネット(ガル・ガドット『ワンダーウーマン』)に招かれ、豪華客船に。リネットは夫サイモン(アーミー・ハマー『君の名前で僕を呼んで』)と新婚旅行に訪れ、二人の結婚を祝うため友人らも集結。船内はお祝いムード一色だが、ある晩に第一の殺人が起こり、やがて連続殺人事件と発展していく...。
容疑者はクルーズ船の"乗客全員"。夫妻のお祝いに駆けつけた人々の中には、リネットに恨みを持っていたサイモンの元婚約者でリネットの親友のジャクリーン(エマ・マッキー『セックス・エデュケーション』)や、密かにリネットに恋心を寄せるリネットの友人で医師のウィンドルシャム(ラッセル・ブランド『ミスター・アーサー(2011)』)、莫大な資産を持つリネットの財産管理人のアンドリュー(アリ・ファザル『ヴィクトリア女王 最期の秘密』)、リネットの結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガーのサロメ(ソフィー・オコネドー『ホテル・ルワンダ』)、サロメの姪・ロザリー(レティーシャ・ライト『ブラックパンサー』)、リネットのメイドのルイーズ(ローズ・レスリー『ゲーム・オブ・スローンズ』)、リネットの名付け親で後見人のマリー(ジェニファー・ソーンダース『ザ・ストレンジャー』)など、愛と欲望が複雑に絡み合う人間関係が渦巻いている。
本作の原作は、"ミステリーの女王"ことクリスティが自ら「旅行物のミステリーで史上最高傑作」と称する1937年に発表された「ナイルに死す」。その傑作ミステリーの脚色を担当するのは、前作に続いてケネスとタッグを組むマイケル・グリーンだ。
前作の『オリエント急行殺人事件』では、"乗客全員が容疑者"という究極の謎解きが話題となったが、本作では更にそこに愛、嫉妬、欲望が絡み合う。進化したミステリーとドラマに関してケネスは「原作で描かれている愛欲への渇望はものすごくパワフルで、登場人物たちは向う見ずにそれを追い求めています。『ナイル殺人事件』はアガサ・クリスティの小説の中でも最も不穏な雰囲気を持った作品。不安定で、脆く、危険で、崩壊的なのです」と語る。
豪華客船という密室で起きた難事件に名探偵ポアロはどう挑むのか? 『ナイル殺人事件』は、2022年2月25日(金)に全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
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『ナイル殺人事件』(c)2022 20th Century Studios. All rights reserved