スターチャンネルEXで日本初独占配信中の『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』。本作で"手強い小姑"ジョイを演じているジェラルディン・ジェームズのインタビュー映像が到着した。
『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』はイングランド南岸のワイト島を舞台に、ひき逃げで一人息子を亡くし犯人への復讐を誓う母親と、同僚を失いPTSDと闘いながら捜査を引き継いだ警部補が正義を追求していく様を描いた異色の復讐サスペンス。
ジェラルディンが演じるのは鋭い眼光で相手を威圧する高慢な女性ジョイ。『チェルノブイリ』で英国アカデミー賞主演男優賞を受賞したジャレッド・ハリス演じる卑劣で傲慢なジョージ・ラタリーの姉で、彼以上の悪役ともいえる重要な役柄だ。
インタビューでは自身が演じた役柄について、「人物を掘り下げるほど深みが出てくる。脚本が優れていないと限界があって難しいけどこれは違う。どんどん深みが出るから演じていて胸が躍る」と、良い人間とは言い難いジョイという役を深く掘り下げて、楽しく演じたと語っている。また、「ジョイみたいな人を演じる際は違ったアプローチや別の視点を探すことにしている」「怪物になりうる人だから演じるのは簡単じゃない。でも監督の協力もあってキャラクターに深みを持たせられた」と、役作りへの取り組みについても明かした。
ジェラルディンは他にも、主演を務めるはクシュ・ジャンボ(『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト グッド・ファイト 華麗なる逆転』)の演技を絶賛。クシュが出演した舞台を観劇したそうで、「美しく知的で非の打ち所がない女優」「並外れた才能の持ち主」と手放しの賛辞を贈っている。監督のドメ・カルコスキについては、「この作品に真剣に取り組んでいるのが伝わるし、彼の進め方は興味深くワクワクする。クセになってしまう」と話している。
ドラマセンター・ロンドンを卒業後は舞台でキャリアを重ね、1990年に『ヴェニスの商人』でトニー賞演劇主演女優賞にノミネートされたジェラルディン。さらに同年の『おかえりなさい、リリアン』では第46回ヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞し、英国演劇界の父・ピーター・ホールは彼女を"偉大なるクラシック俳優"と絶賛。2003年には大英帝国勲章を授与された。
『シャーロック・ホームズ』シリーズでは下宿の女主人・ハドソン夫人を演じたほか、映画『ダウントン・アビー』ではメアリー王妃役を演じたことも記憶に新しい。さらに『アンという名の少女』ではアンの養母、マリラ・カスバート役を好演。堅物だが心根は優しいマリラはハマリ役と評された。
本日配信の5話では、フランシスとジョージの関係も一気に緊張感が増していく。フランシスを怪しみ、疑惑の目を向けるジェラルディンの名演にも注目だ。そんな本編と合わせて、是非彼女の作品に対する思いを語ったインタビュー映像をチェックしてほしい。
インタビュー映像全編はスターチャンネル公式HPよりチェック!
『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』配信・放送情報
ひき逃げで6歳の息子を亡くした母親フランシスは、捜査が打ち切りになったことを知り、悲しみに明け暮れる。自身の手で犯人を見つけ出すしかないと心に決めた彼女は、徹底的なリサーチの末、ある人物に近づいていく。一方、このひき逃げ事件を担当していた警察署長が自殺し、後任としてやってきた警部補ストレンジウェイズ。彼は、署がこの事件に関して何かを隠していると疑い、独自に捜査を進めていく。
【配信】スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-
2月3日(木)#1、2同時配信開始 ※2月10日(木)以降は毎週木曜1話ずつ更新
※第1話無料配信期間 2月3日(木)~3月4日(金)
https://ex.star-ch.jp/special_drama/mzjKr
【放送】 BS10 スターチャンネル
【STAR1 字幕版】3月9日(水)より毎週水曜よる11:00 ほか
※3月6日(日)午後1:00 字幕版 第1話 無料放送
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Photo:
『ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ』© 2021 BritBox, New Regency TV Productions Limited and Scott Free Films Limited. All rights reserved.