【放送まであと1日】入江崇史さんインタビュー! こんな吹替え見たことない『グレイズ・アナトミー7』第18話ミュージカルエピソード、

いよいよ明日に迫って来ました、『グレイズ・アナトミー7』第18話のミュージカルエピソード。
海外ドラマNAVI編集部は、この歴史的吹替え版の制作をだまってみているわけにはいかないと、アフレコ現場に潜入しました!
そこには、いつもと違うアフレコに戸惑う人、ノリノリの人、飛び入り参加する人、座ってアフレコする人などいままで見たことのない、日本語キャストの皆さんの姿がありました。それぞれの方に今回のミュージカルエピソードに関しての突撃インタビューを決行しましたので、みなさんにご紹介いたします!!

三人目は、マーク役の入江崇史さんです。

入江崇史----こういったミュージカルストーリーを吹き替えすること自体がすごいことだと思うのですが、初めてこの話を聞いた時は、どう思いましたか?

まず最初に、こんな風にしてみたらいいんじゃないかって誰かが言い始めて、それが企画として上がり、それを実現に向けて形にしていく。最初に浮きあがってきたアイディアを作品として世に出す所まで高めていく強い意志とパワーにまず感動しました。たいていは、それは無理だろうというふうに、最初の段階から消えて無くなっていってしまうことも多いと思うんですけど、ここでは歌が得意だとか曲が書けるとかと言った才能のある人達や脚本家、カメラマン、全てのプロが寄ってたかってそれを形にし産み出す為に同じ方向を向いて知恵を絞り、汗を流していると思うんですね。そこに強烈なエネルギーが宿っていると思うんです。ただのフワフワしたミュージカルにはしない為にはどうしたらいいのかを深く考え、一番意外なところで意外なものを組み合わせたところにびっくりしましたね。

----今回、自身が参加されてみてどんなお気持ちですか? なかなかこういう機会が無いと思うのですが。

たとえばミュージカル仕立てとなると、たとえば"嬉しい、楽しい、可笑しい"みたいな明るい感じになると思うんですけどね。声が1つ2つ3つ4つって重なっていくところに、みんなである人を助けようとするストーリーの真髄とうまくマッチしているというか。その中の一員として、僕はある特別な状況にある役だったので、尚更ね、周りがどうにかしてそのある人を助けようとするときに、音がどんどん重なっていくっていうところが、ただ音楽をみんなで合唱して、ユニゾンで大きくしていくってだけじゃなくて、仲間全員がどうにかして救おうという気持ちに重なって伝わって来る。だからこそ音符以上のものが出来上がっていったと感じました。

----18話目のみどころを教えてください。

とても悲惨でショッキングなストーリーを、あえてこういう風に料理したっていうところですね。それがこんなにも上手くまとまってくるんだっていう...。なによりもスタッフもキャストも、全員が成功させようと思っている。そこだと思います。で、吹き替え版のほうも、歌が得意な人も得意じゃない人もいますけど、そんなことは出来ないとは言わずにチャレンジしたところですよね。驚くような相乗効果が生まれています。

----たくさんの熱烈なファンへメッセージをお願いします。

僕もブログとかツイッターとかやっていてこの番組のコミュニティーがあったりとか、OAを観た感想などの書き込みがすごく多いのでびっくりします。どうしても録音の方が先なので、次の展開を言いたくなっても絶対に言えない歯痒さがあるんですが、ただ言えるのは、すごいことになってるので楽しみにしていてくださいってことだけですね。もうこれで終わりだろうということは無くて、次々に人間関係が発展したり、枝分かれしたり、また元に戻ったりを繰り返しながら、そこに生死を扱うドラマがあって、収録中でも(涙が?)ポタポタ垂れてみんな鼻をかみながら収録する時もあるんですね。そこには、仕事として上手にセリフを吹き替えるっていうだけじゃない、人間の本質的な魂が宿っていると思うんですよ。そんな所も楽しみにしてもらいたいですね。

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『グレイズ・アナトミー』シーズン7 感動の第18話「ミュージック・エピソード 生命のメロディー」、日本語吹き替え版は11月16日(水)よる11:00から、字幕版は11月19日(土)午前9:00からWOWOWプライムにてOAです。どうぞお見逃しなく~!!