ローマで息子が誘拐された! なぜ息子が狙われたのか。誰が息子をさらったのか。
元CIAエージェントだった母ベッカ(アシュレイ・ジャッド)が、息子を取り戻すために奔走するドラマ『ミッシング』が、8月25日(土)にDlifeで放送スタートとなります。この第3話に登場する弁護士スローン役として、杉本彩さんが声の出演をすることとなりました! さっそくアフレコ現場にお邪魔してドラマのことを伺ってきました。
――今回、弁護士の役ということですが、最初にこの話を聞いたときの感想は?
台本をいただいたときは「私が女性弁護士の役...?」と、あまりピンとこなかったんですが、読み進めていくうちに、これがなかなかの悪女でして...「ああ、なるほど!」と(笑)。
――悪女役なら「なるほど!」って(笑)。悪女役はお好きですか?
好きですね。こういうアクの強い役は本当に好きです。声で全てを演じるということは難しかったのですが、実際に演じている女優さんの演技をみて、彼女自身を忠実に演じたいと思いました。
――実際演じてみていかがでしたか?
スローンは、したたかに自分の思惑を実現しようとする女。悪女なりの「プロ意識」があるように思いましたね。事態が悪くなってきても必死に何かを果たそう、やり遂げようとする点は、共感できました。
――今回吹替での出演ですが、映像を見ているとスローンが身体を張って戦っている場面がありますよね。
そうなんですよ。最後の○○(ネタバレなので伏せます)の場面とか。強い女同士の戦いって見入っちゃいますね。むしろ、見ていたら声だけじゃなく実写でも出演してみたくって!もし実写でこの役がきたら、是非お引き受けしたいですね(笑)。
――スローンと対峙する主人公のベッカですが、どんな女性という印象を受けましたか?
本当に手ごわい女性ですよね...。でもベッカの「母親」としての必死すぎるくらいの思いや行動については、私にとってのペットに対する気持ちと同じだなって感じました。もうあの子(ペット)がいなくなったら、日本全土を探しまくりますよ!
実は昨年末、私が家を空けていたときに犬が脱走して、夫が過去に経験がないくらい全力疾走で追いかけたって言ってました。「(犬を逃がしたら)私に殺される」ってことが脳裏をよぎったそうで(笑)
――"リアル"ミッシングですね(笑)ベッカの気持ちがいちばん分かるのはご主人かも?
そうかもしれない!(笑)
――海外ドラマは普段からご覧になりますか?
見てますよ! むしろ海外ドラマしか見てないんじゃないかと。大人はそういう方、多いんじゃないかしら? 海外ドラマって、撮影にかなりお金がかかってますよね。作る側が驚くほどの費用をかけてリアリティを徹底的に追及していて、演じる側もそれに負けないくらい本気で演じている。これが海外ドラマの魅力でしょうね。そして脚本に力があるなあと。どんなにいい役者さんを連れてきて、いい撮影を組んでもやはり脚本がしっかりしてないと意味のないものになってしまうでしょうし。海外ドラマの脚本は隙がない、って思いながら見ています。
海外ドラマは、どんなジャンルでも見ますね。刑事もの、サスペンスもの、スピリチュアルな作品も、歴史大作も...。『デスパレートな妻たち』は見ましたねー! まだ見てないですが『クリミナル・マインド』には興味がありますね。ラブストーリーですと、大人の女心が深く描かれているものが好きですね。さすがに若者の恋愛はちょっと...ですが(笑)。30~50代くらいの女性が描かれているものは、じっくり見てしまいます。
――『ミッシング』を特にどんな人に見てもらいたいですか?
毎日バリバリ働いている女性に見てほしいですね。そういう女性には、男性とはまた違う日々の葛藤があると思うんですよ。女性ならではの、ね。ときに心が折れそうになったりすることもあると思うんです。でもそんなときにこの作品を見て勇気づけられたら、と思っています。『ミッシング』からパワーもらって元気を出してほしいですね。(海外ドラマNAVI)
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■『ミッシング』は、8月25日(土)Dlifeにてスタート!
吹替版 毎週土曜21:00~/字幕版 毎週金曜23:00~
【出演】
レベッカ(ベッカ)・ウィンストン:アシュレイ・ジャッド
ダックス・ミラー:クリフ・カーティス
ポール・ウィンストン:ショーン・ビーン
マイケル・ウィンストン:ニック・エヴァスマン
ジャンカルロ・ロッシ:アドリアーノ・ジャンニーニ
※杉本さんが出演する第3話は9月8日(土)放送予定。
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