英国/ドイツ合作のヒューマン実話ドラマ、WOWOWプレミア『ラコニア号 知られざる戦火の奇跡』1月19日放送!

第二次大戦中、Uボートに沈没させられた英国籍の船からドイツ軍が大勢を救助した"ラコニア号遭難事件"を映像化。英国/ドイツ合作のヒューマン実話ドラマ大作の前後編。

ラコニア号 知られざる戦火の奇跡

大ヒット映画『タイタニック』と同様、大型船の沈没とそこで展開した奇跡のサバイバル劇を、やはり実話に基づいて映像化した、英国/ドイツ合作のヒューマン実話ドラマ大作が本作。"ラコニア号遭難事件"とは、第二次世界大戦中、ドイツのUボートに沈没させられた英国の船でイタリア軍の捕虜大勢をはじめとする約1600人が生き残る一方で、約1100人が命を落としたという、痛ましい事件のこと。何より、英国船を沈没させたはずのUボートの乗組員たち自身が生存者の救援活動に尽力したという、あまり知られていない歴史秘話を題材にしたのが出色だ。今や伝説となったUボートが実写映像で描かれる上、キャストも『ボーン・アイデンティティー』のF・ポテンテ、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のB・コックス、『イングロリアス・バスターズ』のK・デュケンら、欧州から充実のキャストが集まったのも見どころだ。英国BBCで2011年1月に放送。

<ストーリー>
1942年8月、エジプトのスエズ港。元は客船だった英国軍の輸送船"ラコニア号"は、民間人や軍人、捕虜を含む計二千数百人を乗せ、リバプールへ出航。しかし、西アフリカ上で艦長ハルテンシュタイン(デュケン)のもと戦果を挙げていたドイツの潜水艦"Uボート"のU‐156号に遭遇する。攻撃を受け抵抗する間もなく沈没したラコニア号だが、民間人が大勢乗っていた事を知ったハルテンシュタインは独断で生存者たちの救助を命令。初めはドイツ軍に敵意を抱いていたラコニア号の生存者達も、Uボート乗員達の人道的な扱いに次第に心を開き始める。数百名の生存者を救出したU‐156号は、しかし定員を大幅に超えたため潜行が出来ず、自らの身を危険にさらす事に。さらに、連合軍にも救助の要請を行うが、その呼びかけを真に受けなかった連合軍は爆撃機に出動命令を出す......。

<スタッフ&キャスト>
監督:ウヴェ・ヤンソン
出演:ケン・デュケン (ハルテンシュタイン役/声:桐本琢也)
    アンドリュー・バカン(モーティマー役/声:川島得愛)
    フランカ・ポテンテ(ヒルダ役/声:安永亜季)
    ブライアン・コックス(シャープ役/声:藤本譲)

<放送情報>
1月19日(土)午後5:40~(全2話)

(C) 2010 A TALKBACKTHAMES AND TEAMWORX PRODUCTION.



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