『ウォーキング・デッド』第1話スペシャル・エディション〈白黒版〉の好評を受けて、シーズン1・2全話が白黒版に!

アメリカでは7月、日本でも10月に放送された『ウォーキング・デッド』のシーズン1第1話スペシャル・エディション〈白黒版〉。その評判を受けて、シーズン1、2の全18話がまるごと米AMCにて白黒で放送されることになった。

大スクリーンや3Dのご時世に、なんで白黒?と驚かれる人もいるかもしれないが、もともと『ウォーキング・デッド』の原作コミックは白黒で描かれており、白黒が原点といえる。原作者ロバート・カークマンの全面的な支持を得た第1話のスペシャル・エディションは、アメリカでマラソン放送中に放送されるやいなや、不気味さがより増し、ホラー作品としてのエッジが立った仕上がりになったと大評判になっていた。

白黒版の映像の雰囲気は、1920~50年代に公開された『フランケンシュタイン』『ドラキュラ』『ミイラ男』といったモンスター映画や、ゾンビ映画の傑作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』に近く、カラーのオリジナル版とは異なる恐怖が味わえる。アメリカでは2013年2月に放送が予定されており、日本での放送も期待したいところだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
(c)TWD productions LLC Courtesy of AMC.