J・J・エイブラムス、堕ちた"英雄"アームストロングの自伝映画を製作

『LOST』『FRINGE/フリンジ』などの大ヒットドラマを世に送り出したJ・J・エイブラムスが、薬物使用を告白した自転車ロードレースの元スター選手、ランス・アームストロングの自伝映画を製作することが明らかになったと米Deadlineが報じた。

アームストロングは、史上最年少の21歳で世界チャンピオンに輝くも、25歳でガンを患い生存率50パーセント(実際は数パーセントとも)と宣告される。その後、過酷な化学療法とリハビリを乗り越えて現役復帰。自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで前人未到の7連覇を達成し、奇跡のヒーローとして歴史に名を刻んだが、昨年、ドーピング違反が確定。全タイトルのはく奪と永久追放の処分が下されている。

そんな波乱万丈の半生がエイブラムスの手によって映画化される。製作は、パラマウント・ピクチャーズとエイブラムスの製作会社バッド・ロボット。原作はジュリエット・マカーの「Cycle Of Lies: The Fall Of Lance Armstrong」。マカーは、ニューヨーク・タイムズのスポーツ記者で、長年に渡りアームストロングを取材してきたという。

これまで薬物使用の疑惑の目が向けられるたびに否定し続けてきたアームストロングだが、先日はオプラ・ウィンフリーの番組に出演し、ドーピング違反を告白。さらに話題を呼んでいる。(海外ドラマNAVI)

Photo:J・J・エイブラムス
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