昨年度のエミー賞では最多ノミネート！ 『Glee』の製作総指揮ライアン・マーフィーが手掛けるスタイリッシュ・ホラー『アメリカン・ホラー・ストーリー：精神科病棟』が、5月18日（土）から放送されることとなった。もちろん日本初上陸だ。
タイトルのとおり、本作は2011年11月に日本で放送された『アメリカン・ホラー・ストーリー』のシーズン2に当たる作品。とはいえ、シーズン1の設定は完全にリセットされ、同じキャストが、全く別の人物設定で登場し、新たなストーリーが展開されることになる。
1960年代の米国を舞台にした本作は、当時の宗教への盲目的な信仰により広まった差別感情などを見事に表現。同性愛者、性依存者など、カトリック教会が推進する精神に反する者は全て"精神障害者"として扱われていた当時の現状を映し出す。他にも、人種差別や女性差別など、1960年代という時代に生きた人々がどういう偏見を持っていたのかを見事に再現。科学的根拠に基づかない治療法で、正常者でも精神障害者に変えてしまう当時の医療の未熟をも取り上げていくという。
シーズン1で怪しい隣人コンスタンス役を演じたジェシカ・ラングは、今シーズンでは、精神科病棟で権力を振りかざす修道女、シスター・ジュードを熱演。館の元オーナー役でゲスト出演したザッカリー・クイント（『HEROES』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』）は今回、精神分析医のオリバー・スレッドソンとして登場。加えて、シーズン1で精神分析医ベンを演じたディラン・マクダーモット、女中モリア役のフランセス・コンロイもシーズン2に出演する。更に、『恋におちたシェイクスピア』『スターリングラード』に出演したジョセフ・ファインズや、『グリーンマイル』『アイ、ロボット』『アーティスト』など多くの映画に出演したジェームズ・クロムウェル、音楽界からマルーン5のボーカル、アダム・レヴィーンもゲスト出演する。
『アメリカン・ホラー・ストーリー：精神科病棟』は、FOXにて2013年5月18日（土）24：00スタート。（海外ドラマNAVI）
Photo：『アメリカン・ホラー・ストーリー：精神科病棟』
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