来年の春にイギリスで撮影が始まり、2015年に公開予定となっているJ・J・エイブラムス監督の新作映画『スター・ウォーズ エピソード7』。その脚本家が交代することが発表された。
これまで脚本を手がけていたマイケル・アーント(『トイ・ストーリー3』)に代わり、エイブラムス本人と、『~エピソード5:帝国の逆襲』『~エピソード6:ジェダイの帰還』の脚本に参加したローレンス・カスダンが、新作映画の脚本に取り組むことになる。
今回の変更についてルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は、「本作のストーリーにはとてもワクワクしていますし、ラリー(カスダン)とJ・Jが脚本を手がけることも喜ばしく思っています。〈スター・ウォーズ〉の物語の本質をラリーほどよく理解している人は見当たりません。その彼が、いっそう深く関わることになったのは驚くべきことです。もちろん、J・Jも素晴らしいストーリーテラーです。マイケル・アーントはこれまでに素晴らしい仕事をしてくれました。映画製作・デザインチームはすでに、映画作りの準備を着々と進めているところです」と声明を出している。なお、脚本家交代の理由は明らかにしていない。
『~エピソード5:帝国の逆襲』『~エピソード6:ジェダイの帰還』のほか、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の脚本も手がけたカスダンは、今回の『スター・ウォーズ エピソード7』ではもともと、コンサルタントの役回りだった。また、本作のほかにも、〈スター・ウォーズ〉のスピンオフ企画を、脚本家のサイモン・キンバーグ(『X-MEN: ファイナル ディシジョン』『シャーロック・ホームズ』)とともに進めているところでもある。
映画製作において脚本家が交代するのは決して珍しいことではないが、注目を浴びる〈スター・ウォーズ〉の新作だけに、舞台裏にまつわるウワサや憶測が、さっそく駆け巡っているところだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:J・J・エイブラムス
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