海外ドラマの中でたびたび目にするアイスクリーム、ドーナツ、コーヒーなどの食べ物。登場人物たちの心を癒したり、時にストーリーの重要な役割を担うシーンでも用いられます。「食」はドラマの中でも日常生活から切り離すことが出来ない重要な小道具。そんな「食」にまつわるあれやこれやを、伝統的なものから流行している話題の品まで紹介する企画「海外ドラマで食紀行」がスタート!
第1回目は、6月16日(月)に日本初上陸オープンする「マグノリアベーカリー表参道」(日本1号店)の紹介をしたいと思います。
「マグノリアベーカリー」は、ニューヨークに本店を構え、『セックス・アンド・ザ・シティ』『ゴシップガール』など、人気のドラマの中に登場しているニューヨーカーに大人気のケーキショップ。日本第1号店は、原宿にあるGYRE(ジャイル)のB1階にオープン。さっそくお店の方に、マグノリアベーカリーの魅力についてお話を伺いました。
――日本初上陸ということで、日本限定など、おススメのメニューはありますか?
バニラとチョコレートのカップケーキ、またチーズケーキ、バナナプディングなどがお勧めです。
限定メニューも今後予定しています。通常でも既に150種類あり、その中から40~50種類が日替わりで並びます。また季節商品やイベントとのコラボなども今後していきたいです。
――海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の中で主人公のキャリーとミランダがカップケーキを食べるシーンなどで話題となりましたが、これがお店に与えた影響(反響)はどうでしたか?
非常に大きかったと思います。『セックス・アンド・ザ・シティ』だけではなく、数々の人気テレビ番組や映画に登場し、ファッション業界やマスメディアがカップケーキに注目することで世界中の人々の注目を集め、世界中のテレビ番組や雑誌での露出も増えました。その結果、多くの方にNYカップケーキに興味を持っていただけたと思います。
――実際に、キャリーとミランダが食べたメニューは何というケーキですか?
クラッシック・カップケーキです。キャリー・カップケーキとも言われます。
――『プラダを着た悪魔』や『ゴシップガール』などにも登場していますが、ニューヨーカー(特に女子)とカップケーキの関係について、また、ニューヨーカーがカップケーキを愛している理由について教えて頂けますか?
アメリカのキッチンでお母さんやおばあちゃんが作ってくれるおやつとして、カジュアルで懐かしいイメージがあるのではないでしょうか?またテイクアウトできるので、ウェディングやバースデーなど、様々な場所や機会で使ってもらえることも魅力だと思います。マグノリアベーカリーでは、今後カップケーキやバタークリームをはじめとするアメリカンスイーツの魅力を広めていきたいです。
――店内はとっても可愛らしい雰囲気ですね!
店内は米国から輸入したヴィンテージのキッチンウエアが飾られています。店頭のアイシングステーションでは、熟練したスタッフが目の前でアイシング(クリームデコレーション)を施している様子をご覧いただけます。
ありがとうございました!カラフルな色合いのケーキが所狭しと並ぶカウンター。瓶に入ったトッピングアイテムが子供の頃に夢見た感覚を呼び起こします。どこか懐かしい雰囲気も。
販売スタッフのみなさんです。ユニフォームもシンプルで明るく、笑顔がとてもステキ。(ちなみにこの写真のカップケーキはプレス発表会用に作られたミニサイズで、販売メニュー商品ではありません)
プレス発表会にはマグノリアベーカリー(本店)オーナーのスティーブ・アブラムス氏が登場し、日本出店に伴う挨拶と試食会が行われました。原宿、表参道といえば、スイーツショップの激戦区。自信のほどを伺ったところ、「競争が激しいエリアだということはそれほど気にしていません。自分たちのやることをしっかりとやっていくだけですよ」と答えてくれました!
仕事の後はカップケーキをほおばって、海外ドラマを観るもよし!ショッピングの帰りにお友達と甘いケーキでほっと一息つくもよし!キャリーやミランダが食べていたカップケーキを、みなさんもぜひご賞味あれ!
「マグノリア・ベーカリー表参道」
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE(ジャイル)B1階
営業時間11:00~20:00(休業日:GYREの休業日に準ずる)
Photo:マグノリアベーカリー表参道