デヴィッド・ドゥカヴニー(『Xファイル』『カリフォルニケーション』)がロサンゼルス市警の巡査部長を演じる米NBCの新・犯罪ドラマ『Aquarius』については以前にもニュースをお伝えしたが、今回さらに、そのストーリーの中心となる実在のカルト集団"マンソン・ファミリー"の教祖チャールズ・マンソン役などの配役が決定したので続報をお届けしよう。
【関連コラム】シリアルキラーからカルト集団へ――進化していく悪の連鎖
米TV Lineなどによると、まず、現在もカリフォルニア州の刑務所にて服役中の実在の犯罪者チャールズ・マンソンを演じるのはゲシン・アンソニー。ゲシンは『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1~2に、ロバート・バラシオン王の末弟レンリー・バラシオン役で出演していた若手俳優だ。
1960年代のロサンゼルスが舞台の『Aquarius』は、あるティーンエイジャーの女の子が行方不明になったことで、LA市警が捜査に乗り出し、オトリ捜査でカルト集団に潜入して、当時まだ世間には知られていなかった"マンソン・ファミリー"の実態に迫っていくストーリーだ。 悪魔のような本性を仮面の下に隠し、"ヒッピー・フリーク"で独特のカリスマ性を持ち、家父長主義でフォロワーを支配下におき、セックス、ドラッグで若い女性たちを魅了する犯罪者マンソンと、彼を支持する信者集団"マンソン・ファミリー"がどう描かれていくか注目される。
その他、デヴィッド演じる巡査部長の仕事上のパートナーにグレイ・デイモン(『トゥルー・ブラッド』『Friday Night Lights』)、カルト集団に洗脳されていく少女の一人をエマ・デュモン(『マインド・ゲーム』『Bunheads』)が演じることも決定している。
『Aquarius』は、全13話製作が既に決定しているが、米国での放送開始日はまだ発表されていない。(海外ドラマNAVI)