売れっ子小説家のキャッスル(ネイサン・フィリオン)が、美人刑事のベケット(スタナ・カティック)とコンビを組んで犯罪ミステリーを解き明かす米ABCの『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』。この大人気シリーズに登場するキャッスルの著書「デリック・ストーム」をフィーチャーしたスピンオフが製作されると英Digital Spyなどが伝えた。
キャッスルの小説「デリック・ストーム」シリーズはCIAに雇われたスパイが任務を遂行するというストーリー。番組から生まれた小説だが、実際にキャッスルの著者名で出版されている。米Varietyによると、人気シリーズである『キャッスル』の効果で、この小説はベストセラーとなっているそうだ。
このスピンオフでは、『ミッシング』のクリエイターを務めたグレゴリー・ポイリアーがパイロット版の脚本を執筆。ポイリアーは、『キャッスル』のクリエイターを務めるアンドリュー・W・マーロウと、製作・脚本を担当するテリー・エッダ・ミラーとともに製作総指揮も兼任する。
なお、マーロウは最近、『キャッスル』で兼任していたショウランナーを降板。シーズン7からは、これまで製作総指揮や脚本を務めていたデヴィッド・アマンにバトンを渡した。マーロウは引き続き『キャッスル』の撮影現場に出向きながら、本スピンオフのような別のプロジェクトにも関わり始めるそうだ。
『キャッスル』は9月29日より米ABCでシーズン7がスタート。スピンオフの製作にも期待したい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』
(C)ABC Studios.