ディズニーがマーベルなら、ワーナー・ブラザーズも負けじとDCコミックのスーパー・ヒーローで対決!現在、全米で高視聴率を獲得し、話題を集めているのが今秋スタートした『The Flash(原題)』です。ちなみに、「フラッシュ」は、『フラッシュ・ゴードン』とは全然違うので混同せぬように・・・(笑)
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そもそも、「フラッシュ」というのは何者なんでしょう?
「フラッシュ」は、スーパーマンやバットマン同様DCコミックのスーパー・ヒーロー。でも多くのスーパー・ヒーローがそうであるように、バリー・アレンも最初は普通の人間だったのです。
バリーは幼い頃、不思議な閃光に母親が殺されるのを目撃してしまったという辛い過去があります。おまけに無実の父親が妻殺人容疑で逮捕、拘留されてしまいます。
幼いバリーは、当時の捜査官だったウエスト刑事の家に引き取られて暮らすことになるのですが、そんな境遇が影響してか、成長しても究極のオク手でオタク。幼なじみのアイリスに自分の気持ちを告白したいのに全然上手くいかず、ヘコみの日々を送っています。
しかしある日、原子研究所が大爆発を起こし、特殊な稲妻にうたれたバリーは気を失い昏睡状態に。数ヶ月後に意識を取り戻すと超人的な治癒力を持ち、閃光(=フラッシュ)がごとく超高速で走れるという身体になっています。困惑しつつも、そんなパワーを利用して悪に立ち向かうと共に、母親を殺した真犯人を見つけるためのバリーの戦いが始まる・・・というのがストーリー。
ちなみに、『The Flash』には人気ドラマ『ARROW/アロー』のコア製作チームが全面的に参加しており、バリーとオリバー・クイーン(『ARROW/アロー』)は、同じ"ユニバース"の中で活躍するヒーローとして、つかず離れずの関係という設定になっています。
まだ普通の人間だったころの青年バリーは、『ARROW/アロー』のエピソード内で初登場、本編の『The Flash』につながっていくという流れで、番組中たまに『ARROW』のIT技術者フェリシティが、バリーの出入りする研究所に顔を出したり、バリーが『ARROW/アロー』に登場したりと、ファンにとってはお楽しみシーンも盛りだくさん。12月には特別番組として『Flash vs. Arrow』なるスペシャル・ドラマも予定されています。
さて、ここからは私情たっぷりで『The Flash』要チェック項目をご紹介!それはなんといっても、バリーを演じるグラント・ガスティンでございます!(← 気合い入ってます?笑)
グラントは、以前に『Glee』でゲスト出演していたこともあるのですが、今回のフラッシュ役はグラントにとってまさに大ブレイクのきっかけとなった役。ハンサムさとフレンドリーさが同居する端正な顔立ちと、それに加えた演技のうまさ!番組中でバリーが無実の罪で刑務所にいる父親を訪ねるシーンがよくあるのですが、これが毎回泣ける!グラントは、眼だけで演技ができる俳優で、そのパフォーマンスにはハートが感じられて、見ている側は思わず引き込まれてしまうんです。フラッシュ役はもちろんのこと、グラントのこれからの活躍が非常に楽しみです。
あとこれは付録(!?)なんですが、謎のカリスマ科学者ウェルズ博士を演じるトム・キャヴァナーも気になる存在・・・! どことなくトム・ヒドルストンを彷彿とさせる雰囲気で、ヒドルストン好きなこの筆者にとっては目が離せない俳優です・・・。(笑)
というわけで、かなりミーハーさせていただきましたが(笑)、オススメ番組が多い最近の海外ドラマの中でも、『The Flash』は演者のルックス&内容ともに充実した極上の娯楽ドラマといえ、日本でも大ヒット間違いなし!! と宣言させていただきます!
Photo:『ARROW/アロー』
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