映画『ジュラシック・ワールド』製作総指揮S・スピルバーグが主演クリス・プラットの抜擢について明かす

シリーズ第1作目となる『ジュラシック・パーク』の公開から22年、いよいよ8月5日(水)より全国公開となる最新作『ジュラシック・ワールド』。本作で主役に抜擢された俳優クリス・プラットについて、製作総指揮を務めるスティーヴン・スピルバーグがキャスティングの舞台裏を明かした。

恐竜の謎と優れた特性を体験し、至近距離でふれあうことができる完全装備の高級リゾート、「ジュラシック・ワールド」。このテーマパークで働くヴェロキラプトルの調教師である主人公オーウェン役を務めるクリスは、大ヒット作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロード役が記憶に新しい。

スピルバーグは彼のキャスティングをふり返り、「当時クリスは人気TVシリーズに出演していたが、彼を主役に起用するのは安全な策ではなかった。彼の才能は認めていたし、コリンも彼を信頼していたが、それでもリスクがあった」と不安があったことを認めた。しかし、続くコメントで「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が公開された時には、自分たちには見る目があると思ったよ。あの映画を作ったのは私たちじゃないにも関わらずね」と、改めて彼の実力を認識したことを明かし、「クリスは素晴らしい俳優で、スクリーン上で存在感が強い。ユーモアのセンスが抜群でチーム・プレーヤーでもある。今後のキャリアで成功を収めるだろうね」と、クリスのさらなる活躍を期待するコメントを残している。

そのクリスは本シリーズについて、「初めて『ジュラシック・パーク』を見たのは22年前だ。もうそんなに経つなんて信じられない。僕は当時13歳で、公開初日に劇場で見たよ。僕にとって初めての"イベント映画"だった。予告編を見てどうしても見たくなったのを覚えている。僕は『グーニーズ』のファンで、子供ながらに自分が好きな監督はスピルバーグだとすでに分かっていた。当時、あの世代の人々全員を魅了したように、僕も『ジュラシック・パーク』のとりこになったよ。あの時のことは決して忘れないね」と、自分がスピルバーグが生み出した第1作目に感銘を受けた子どもの一人だったことを明かした。

『ジュラシック・パーク』を愛するかつての少年が、その作品を背負う主人公となった『ジュラシック・ワールド』。スピルバーグが絶賛するクリスの活躍を、ぜひスクリーンで堪能して欲しい。

映画『ジュラシック・ワールド』は、8月5日(水)より全国公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『ジュラシック・ワールド』クリス・プラット
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