10年ぶりとなるシリーズ新作の公開を控え、さまざまな憶測が飛び交い、熱狂と興奮が世界中を駆けめぐっている『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』。全容がいまだに厚いベールに包まれている本作は、これまでにもメイキング映像や新キャスト情報が発表されるたびに数多くの注目を集めてきたが、8月中旬にカリフォルニア州のアナハイム・コンベンションセンターで開催されたディズニーファンイベントにスタッフやキャストが登場し、ファンたちを熱狂させたことが明らかとなった。
同イベント「D23 EXPO 2015」では、まず開催1日目となる14日、ディズニー社に多大な貢献をした人物に贈られる称号＜ディズニー・レジェンド＞の授賞式が行われ、ジョージ・ルーカスが、R2-D2、C-3POと共に登壇。そして2日目の15日には、収容人員8000名を誇るホールD23でライブ・アクションの作品群のプレゼンテーションが開催され、『フォースの覚醒』が特別大きな注目を浴びた。会場に詰めかけたコスプレ姿のファンたちの前にまず現れたのは監督のJ・J・エイブラムス。そして彼の呼び込みで、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、そしてこの日が初登場となるオスカー女優のルピタ・ニョンゴという4人の新キャストが姿を現した。
監督のJ・J・エイブラムスは「『スター・ウォーズ』の世界で最も永続的な部分はストーリーの"ハート"の部分」と説明。さらに「ジョージ・ルーカスが作ったこの独特な世界観がものすごく素敵なんだ」と、ルーカスへの敬意を示している。サプライズゲストとして、ハン・ソロことハリソン・フォードが登場した時には、会場はさらに大きな歓声に包まれた。
そのハリソンは、「このように皆さんの前で話せることはとても興奮しますし、実現してくれたことに感謝しています。本当に嬉しいです」と喜びを吐露。また、ルピタは「『スター・ウォーズ』に関わることができると聞いた時は唖然としたわ。だって、私自身このシリーズを見て育ったんだもの。遠い世界の話でありながら、すぐ近くにある世界なのよね。過去作の中ではケニヤ語が出てきて、身近に感じることができたので（出演を）すごく熱望していたの。だから、新3部作に関われることがすごく嬉しいわ」と、昔から慣れ親しんできた作品に出演することへの感激を語っている。
映画『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』は、12月18日（金）より全国公開予定。（海外ドラマNAVI）
Photo：映画『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』
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