オーストラリア史上ナンバーワンの視聴率を誇り、同国テレビ界で最も権威あるロジー賞を2015年に獲得したほか、同国のエミー賞と言われるアステラ賞を2014年、2015年と連続受賞し、世界20ヵ国で放映されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの大人気ドラマ『ウェントワース女子刑務所』。そのシーズン2がHuluにて、1月19日(火)より配信中だ。
『ウェントワース女子刑務所』は、虐待を続ける夫への殺人未遂容疑で同刑務所へ収監された普通の主婦が、曲者揃いの檻の中でいかにして生き抜いていくかという、女囚人たちの壮絶な頭脳戦と、タフなサバイバルゲームを描いている。
女囚人たちの日々を描いたドラマといえば、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち』が、Netflixで最も視聴されたドラマとして日本でも話題となった。それに続いて注目を集める作品がこの『ウェントワース女子刑務所』だ。
日本では、昨年6月30日にシーズン1が配信スタートされるやいなや、スリリングに展開するストーリー構成と女囚人たちのドロドロでキケンな格付けバトルが話題となり、翌月にはHulu内の海外ドラマランキングで2位を獲得するほどの人気に。
待望のシーズン2では新たなキャラクターも登場するが、特に強烈な存在感を放つのが"フィクサー"こと新看守長のジョアン・ファーガゾン。同役を演じるのは、第5回オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞した名女優、パメラ・レーブ。本作の中では180cmを超える長身から囚人たちを見下ろし、観る者を震えさせる。物語が進むにつれ、彼女の謎に包まれた全貌が明らかになっていくのも、今シーズンの見どころの一つだ。
シーズン2は、女子刑務所内を一変させた事件から3ヵ月後が舞台。独房に入れられたビー・スミス(ダニエル・コーマック)は、失意に陥り、空想と現実の狭間をさまよっていたが、復讐心から正気を取り戻して復讐の鬼と化す。一方、他の囚人たちの力関係が顕著となり、所内には平穏が訪れたように思えた。そんな中、刑務所内に渦巻くドラッグ密輸や内部問題を一掃するため、"フィクサー"と呼ばれる冷血女看守長ジョアン・ファーガソン(パメラ・レーブ)とクセのある3人が新たに収容されたことで、さらなる大波乱が巻き起こることに。食物連鎖のバランスが狂い始める中、ビーはどうやって生き抜いていくのか...。
前シーズンを超える急展開と、どんでん返しが待つ『ウェントワース女子刑務所』シーズン2は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウェントワース女子刑務所』シーズン2
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