超能力を手に入れたティーンエイジャーたちをリアルに描写し、「英国のアカデミー賞」と言われるBAFTA賞（ドラマシリーズ部門）を2010年に受賞した話題作『Misfits／ミスフィッツ －俺たちエスパー！』。そのクリエイターのハワード・オーヴァーマンが、悪魔祓いを題材としたホラーコメディ『Crazy Face（原題）』をNetflixで手掛けることになった。
米Hollywood Reporterが報じたところによると、『Crazy Face』はデーモン・ハンターのちぐはぐコンビを主人公に据え、意外なひねりを加えたダークコメディとのこと。友情と愛、そして、悪魔との対面をテーマに、可笑しくて心を掴まれる物語が描かれる。出演はカーラ・テオボルド（『ダウントン・アビー』）とスーザン・ウォーコマ（『Chewing Gum（原題）』）で、6話構成のシリーズとなる。
この世に未練を残した霊は、生きている人間に取り憑く。ボウリング場で働くエイミー（カーラ・テオボルド）は、そうした霊を感知できる数少ない人間の一人。数多くの重荷を背負い、社交術に欠けたデーモン・ハンターのラクエル（スーザン・ウォーコマ）とともに、地獄の軍勢と戦う羽目に陥る。
英国では公共放送局チャンネル4内E4にて放送、英国以外ではNetflixが配信する。英ブリストルで近く撮影がスタートする予定だ。
悪魔祓いを題材にしたドラマはアメリカでも動いており、米FOXは映画『エクソシスト』のリメイクTVシリーズ制作を先日決定したばかり。また、『ウォーキング・デッド』のクリエイター、ロバート・カークマンが原作を手掛ける米Cinemaxの『Outcast（原題）』は6月に放送開始予定で、すでにシーズン2の制作も決まっている。（海外ドラマNAVI）
Photo：『Misfits/ミスフィッツ －俺たちエスパー！』
(C)2009 Clerkenwell Films
