アルフレッド・ヒッチコックの名作サスペンス映画『サイコ』の前章ドラマとして話題を集めている『ベイツ・モーテル』。そのシーズン5に、あの犠牲者が登場する可能性があることが分かった。米TV Lineが報じている。
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舞台を現代に置き換えて、殺人犯ノーマン・ベイツの少年期を描く『ベイツ・モーテル』は、本国アメリカで先日シーズン4の放送が終了したばかり。シーズン5は2017年の放送予定だが、この新シーズンに、『サイコ』でのシャワー中に殺されるシーンがあまりに有名な犠牲者、マリオン・クレーンが登場するようだ。
製作総指揮のカールトン・キューズは、「次のシーズンでは重要なシーンがあるかもしれない。私たちはマリオン・クレーンを見たいと思っているんだ」と彼女の登場を示唆。さらに、マリオンが姿を現す場合、彼女の登場シーンは複数のエピソードにわたるのかを聞かれると「そうだね」と認めている。
『ベイツ・モーテル』については、かねてより製作陣が「シーズン5で終わるのが妥当」という考えを示していたが、『サイコ』で青年となったノーマンが出会うマリオンの登場がほのめかされたことで、いよいよファイナルに向けて佳境に入るようだ。キューズは「ドラマオリジナルのファイナルを描くことをみなさんに許してほしい。確かに、映画の中の問題のシーンに直面するが、ただ再現するだけでは退屈になってしまうと思う」と話しており、有名なキャラクターの登場でノーマンの物語は終わりを迎えることになりそうだ。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ベイツ・モーテル』
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