ウィリアム・シェイクスピアの没後400年を記念して英BBCが制作し、英国アカデミー賞で4冠を達成した戯曲ミニシリーズ『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』。本国イギリスで今年4月に放送されたばかりのシーズン2が、Huluにて5月31日（火）に配信スタートとなる。
シーズン1から、トム・ヒドルストン、ベン・ウィショーが登場するなど豪華なキャストも見どころだが、このシーズンもベネディクト・カンバーバッチ、アンドリュー・スコットと『SHERLOCK／シャーロック』でブレイクした二人が出演する。ベネディクトが扮するのは、シェイクスピアが造形した人物の中でも最も残忍な王として描かれたリチャード3世。アンドリューはフランス国王ルイ11世を演じている。また、ヘンリー6世に起用されたのは、『オン・ザ・ロード』のトム・スターリッジだ。なお、昨年3月、ベネディクトがこのリチャード3世と血縁関係にあるという大学の研究結果が発表されている。
シーズン1に続いて今回描かれるのは、15世紀。英国の王権が不安定な時代で、ヨーク派とランカスター派の対立はのちに薔薇戦争という形で内戦にまで発展。フランスの領地をめぐり、同国との抗争が絶えない百年戦争が起きたのもこの時代だ。
英国の歴史にその名を刻んだ王冠を繋ぐ男たちの物語を描き、王と祭り上げられる一方でその裏に潜む彼らの真実の顔、闇や悩みを浮き彫りにした大人気シリーズ『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』のシーズン2（全8話）は、Huluにて5月31日（火）に第1話配信スタート。毎週火曜に一話ずつ更新予定。また、シーズン1は全話配信中。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』シーズン2
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