オスカーノミネート女優のキーラ・ナイトレイ、監督から演技を痛烈に批判される!

アカデミー賞に2度ノミネートされるなど、数々の演技賞で候補に挙がってきた女優キーラ・ナイトレイが、彼女の出演作の監督から、その演技を痛烈に批判されていることが明らかとなった。

米Entertainment Weeklyによると、キーラの演技に辛口コメントを発したのは、ジョン・カーニー監督。彼は、キーラがマーク・ラファロ(『スポットライト 世紀のスクープ』)、マルーン5のアダム・レヴィーンと共演した、2013年の映画『はじまりのうた』でメガホンを取っている。最新作『シング・ストリート 未来へのうた』のプロモーションでインタビューに応えた監督が、「将来的にキーラを起用したいとは思わない。スーパーモデルとは二度と映画を作りたくないと学んだよ」と、有名ファッションブランドの広告塔を務めたり、数多くのファッション誌の表紙を飾ったキーラを"スーパーモデル"と表現。

続けて、「マーク・ラファロは素晴らしい俳優だし、アダム・レヴィーンとは一緒に仕事を楽しめた。実際のところ、かなり彼は控え目な性格だったけど、カメラの前で自分をさらけ出すことを全く恐れず、個人としての自分を探求していた。それって、俳優として必要なことだと思う。カメラが回っている時は、自分が何者であるかを探し求めることを恐れるべきではない。だが、キーラは自分を隠していて、そんなことをするなら俳優にはなれないと思う」と、キーラの演技に対するアプローチに不服を示した。監督は、もっと好奇心旺盛で、真摯に自己分析に努めるタイプの俳優と仕事をしたいとのことで、キーラは彼の作品向きではないともコメントしている。

アイルランド出身のカーニー監督は、『はじまりのうた』と『シング・ストリート 未来へのうた』では監督だけでなく脚本も兼任。映画『ONCE ダブリンの街角で』はブロードウェイでミュージカル化もされるなど、音楽を主題とした作品を数多く手掛けている。(海外ドラマNAVI)

Photo:キーラ・ナイトレイ
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