ニコール・キッドマンが、ジェーン・カンピオン監督(『ピアノ・レッスン』)が手掛ける『トップ・オブ・ザ・レイク ~消えた少女~』の4年ぶりとなる新シーズンに出演することが明らかになった。英Digital Spyなどが報じている。二コールとカンピオン監督がタッグを組むのは1996年の映画『ある貴婦人の肖像』以来となる。
本作にニコールが出演することは以前より噂されていたが、今月13日にシドニーで撮影が開始されたタイミングで、正式に発表された。『ゲーム・オブ・スローンズ』でブライエニー役を演じているグウェンドリン・クリスティーも重要な役で出演することが決定しているほか、アリス・イングラート(『ビューティフル・クリーチャーズ 光と闇に選ばれし者』)、ユエン・レスリー(『ブレイキング・ゴッド』)らが出演する。
シーズン2となる『Top Of The Lake: China Girl(原題)』では、エリザベス・モス演じる主人公のロビン・グリフィン捜査官が、シドニーのボンダイ・ビーチに上がった身元不明の遺体について捜査することになる。
オーストラリアのドラマでありながら、主演をアメリカ人女優のエリザベスが務めると決まった際には、反対の声が多く上がり、オーストラリアの国営放送局ABCが企画から手を引くという事態も起きていた。しかし、そのミステリー性と巧みな人間ドラマが高い評価を得て、批評家協会TV賞やエミー賞で作品賞、主演女優賞にノミネートされてきた。
『Top Of The Lake: China Girl』は、2017年に英BBC Twoや米SundanceTV、Huluなどで放送、配信予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ニコール・キッドマン
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