米NBCが生放送する舞台『ア・フュー・グッドメン』の監督が決定!

映画『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞脚色賞を受賞したアーロン・ソーキンが手掛ける舞台『ア・フュー・グッドメン』が、米NBCで生放送されることは以前お伝えしたが、このたび、トニー賞常連のスコット・エリスが監督を務めることが明らかになった。米Varietyが報じている。

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ビバリーヒルズのフォーシーズンズホテルで開催されたVarietyのTVサミットに出席したソーキンは、エリスが監督に決まったことを発表した。このサミットには、NBC局の会長ボブ・グリーンブラット、2013年に放送された『サウンド・オブ・ミュージック LIVE』に引き続き本作でも製作総指揮を務めるクレイグ・ゼイダンとニール・メロン、昨年放送された『The Wiz Live』から、本作、そして今年の冬に放送される『Hairspray Live』でも監督を務めるケニー・レオンらも出席。

エリスが『ア・フュー・グッドメン』の監督に決まったことについて、ソーキンは、「これ以上興奮することはないよ」と喜びを露にした。エリスは、『十二人の怒れる男』『カーテンズ』『エドウェイン・ドルードの謎』『我が家の楽園』など数々のブロードウェイ作品でトニー賞にノミネートされ続けてきた名演出家。さらに、『クローザー』『モダン・ファミリー』『NYボンビー・ガール』といった人気TVシリーズでメガホンを取っており、『30 ROCK/サーティー・ロック』ではエミー賞候補にもなった。

現在、ソーキンは生放送に向けて脚本を書き直している段階で、「この作品をもう一度書き上げることができてとても楽しいよ。私の始まりの作品だからね。誇りに思っているけど、高校の卒業アルバムを見返すような恥ずかしさも少し感じている。今は、あの頃よりは良い作家になれていると思いたいね」と、執筆の過程を楽しんでいることを語った。

キャスティングに関しては現在選考中で、「いろんな人たちと接触しているよ。ちょうどリストを揃えているところなんだ」と述べたソーキン。『ア・フュー・グッドメン』のライブ放送が発表されてからクリエイティブ・チームに多くの電話がかかってきていることも明かした。今のところ、放送日は確定していないが、2017年2月頃を目途に企画を進める予定のようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:アーロン・ソーキン
(C)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net