ウェントワース・ミラー、復活版以降も『プリズン・ブレイク』を続ける可能性を示唆!

先週末にサンディエゴで開催されたコミコンに参加した『プリズン・ブレイク』のウェントワース・ミラーが、米FOXにて来年放送される復活版以降もシリーズを続けていきたい意思があることを明かした。英Digital Spyが報じている。

実は2週間ほど前、同シリーズのクリエイターであるポール・T・シュアリングは、今回の復活版以降は『プリズン・ブレイク』を作らないと発言していた。しかし、イベントに登場したウェントワースは、「もっとやれるといつも思っているよ」と、今後も続ける意思があることを取材陣に明かしている。「伝える物語に価値がある限り、そして、正義やクール、エッジの効いたところが感じられる限りは続けたい。やるならファンを失望させず、満足してもらえて、なおかつ驚かせるような作品にしなければならない。ぜひ話し合いたいね」

一方、サラ役のサラ・ウェイン・キャリーズは、そもそもリバイバル版は1度だけの復活とされていたことに言及。「9話で終わる予定だったの。私はそれに納得していたわ。でも私の意思で決まるものではないから、起こることを受け入れているわ」

ウェントワースは、自身の演じるマイケルがオリジナルシリーズの結末から予想外のカムバックを果たしたことについて、「オリジナル版には満足していたよ。あの結末には正義を感じたし、納得しているんだ。でも、ファンがどうしてマイケルはサラや子どもと幸せになることができなかったんだって思う気持ちも理解できたんだよ」と、ファンの心境を慮っていたことも打ち明けた。

これにはサラも同調し、「私もあの結末は議論になるような展開だったと思っているわ。あの終わり方に対していろんな感情を抱いたファンが多かったし、そのことを非難するつもりはないの。とても悲しいエンディングだったから、今回その続きをしっかりと描くことができたのは良かったわ」と話している。

クリエイターの発言通りになるのか、それともウェントワースの要望が実現となるのか、今後の展開にも注目していきたい。復活版『プリズン・ブレイク』は米FOXにて2017年に放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ウェントワース・ミラー
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