『クローザー』キーラ・セジウィック、5年ぶりの主演ドラマが決定!

ロサンゼルス市警察が活躍する大人気犯罪捜査ドラマ『クローザー』のブレンダ・リー・ジョンソン市警本部長補佐役でおなじみのキーラ・セジウィック。彼女が主演の新しいドラマ『Ten Days In the Valley(原題)』の製作を米ABCが発表した。

米Deadlineによると、『ルーキーブルー ~新米警官 奮闘記~』の製作者タシエ・キャメロンが手掛ける同作の主役には当初、デミ・ムーア(『ゴースト/ニューヨークの幻』)が起用されたが、この度、デミに代わってキーラが主役を演じることが決定したとのことだ。

キーラ演じるジェーン・サドラーは、離婚協議中のシングルマザーで、世間で論争の的になっている警察シリーズを製作している働き過ぎのTVプロデューサー。ある真夜中に彼女の若い娘が行方不明になったことで、彼女の人生は崩れていく。すべてが謎めいていて、みんなが秘密を持ち、誰も信用できないという、彼女が手掛けるTVシリーズの創作の世界と同じように、現実の世界でも自分の娘がいなくなってしまうストーリーだ。

ABCエンターテイメント社長のチャニング・ダンジーは、「このドラマはスリルがあって、緊張感あふれるエキサイティングなラブストーリーだ。主人公のジェーンは何事にも動じない強気な性格であると同時に、危なっかしい欠点もあって、視聴者に愛されるキャラクターだ。この"注目せずにはいられない"役柄を素晴らしいキーラが演じることにワクワクしているよ」と語っている。

そして、キーラも「ドラマシリーズで、深く感情的に動かされる役柄をずっと探していたの。ジェーンを演じることで、そんな役にやっとめぐり会えたわ」と述べている。

2012年に『クローザー』が終了した後は、警察コメディ『Brooklyn Nine-Nine(原題)』に数回ゲスト出演していたキーラだが、レギュラーとしての本格的なドラマ復帰は久々となる。

『Ten Days In the Valley』は全10話製作で2017年に撮影が開始される予定だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:キーラ・セジウィック
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