(本記事は、同シリーズのネタばれを含みますのでご注意ください)
シングルマザーと娘の絆を描いたファミリードラマ『ギルモア・ガールズ』で、ギルモア母娘いきつけの食堂のオーナー、ルークを演じていたスコット・パターソンが、11月から配信される復活版『ギルモア・ガールズ・イヤー・イン・ライフ』について語った。米Peopleが伝えている。
復活版のストーリーはほとんど明かされていないが、スコットは自身演じるルークとローレライ(ローレン・グレアム)との関係に言及。「俺が言うことができるのは、俺たち二人は一緒にいるということだけだ。ずっと一緒にいて、次の段階に進むことも考え始めているんだ」と、このカップルが健在であることを明かした。
2007年のオリジナルシリーズ終了以来、9年ぶりにルークを演じることには苦労もあったようだ。「最初のリハーサルでは、ただもがいていたよ。でも、スターズ・ホロー(ドラマの舞台となる架空の町)やセットの中を10分ほど歩いたことで、ようやく心の準備ができた。それから撮影のリハーサルを始めた時、"ルークになれた"と感じたよ」と、スコットは懐かしの景色がかつての感覚を呼び戻してくれたと述べている。
主要キャストのほとんどが復帰するが、実はローレライの父リチャード役のエドワード・ハーマンは、2014年末に71歳で亡くなっている。それを受けて、クリエイターのエイミー・シャーマン=パラディーノは復活版でエドワードの追悼エピソードも用意しているという。スコットは、「ギルモア家のセットでの撮影初日、誰もいないはずの場所に彼が座っているような気がして、みんな感極まっていた。ファンのみんなも、エイミーがどれほど彼に敬意を払っていたかを感じることができるはずだ」と、姿は見えなくても故人を感じることができるシーンになったと説明している。
『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』はNetflixにて11月25日(金)より配信。(海外ドラマNAVI)
Photo:スコット・パターソン
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