人間が抱える心の闇と葛藤を描く衝撃作『THE PATH/ザ・パス』の日本配信が8月11日(木・祝)より開始されるが、同作で共演しているアーロン・ポール(『ブレイキング・バッド』)&ヒュー・ダンシー(『ハンニバル』)からのコメントと、予告編が到着した。
まずは今回のHulu独占配信に伴い、主人公エディを演じるアーロンと、新興宗教団体の教祖を演じるヒューから届いたコメントをご紹介。
■アーロン・ポール
『THE PATH/ザ・パス』は新興宗教活動をテーマにしたドラマだ。そしてこの物語の核になるのは"家族"なんだ。主人公のエディはある瞬間から目を覚まし、教祖の説教を信じなくなる。だが、彼以外の家族は教祖の言葉に導かれ、信じきっている。その時、彼は家族全員を失う可能性があることに気づき、恐怖に包まれるんだ。
■ヒュー・ダンシー
僕が演じた教祖カル率いる新興宗教団体は活動を続けるかどうかの岐路に立たされるんだ。信仰を組み立ててきたシステムに亀裂が入り始めるんだ。どんな問題も助け合い、支え合う家族のような集団に...。脚本が素晴らしかったからこのドラマに出たいと思った。僕が参加を決断する前にすでにアーロンが出演することが決まっていたよ。我々は素晴らしい脚本に出会えたんだ。
エディと妻のサラは二人の子どもと共に何不自由なく、幸せな暮らしを送っている。そんな幸せな生活はある信仰によって支えられている。誰しもが抱えている心の闇を「光」で導いてくれたその信仰は、彼らの中で大きな意味を持っている。新興宗教団体The Meyerist Movementは哀しみを抱える人々に耳を傾け、そして魂に触れ光を照らす。信者たちはカリスマ性に富んだ教祖カルの言葉によって救われ、この活動にいっそうの価値を見出している。カルは巧みな言葉で彼らを鼓舞し、新しい世界・未来を創造しようとしていく。災害が起これば信者と共に赴き、絶望に嘆いている被災者たちに「光」を照らしていく。帰依した人々は哀しみから解き放たれ、幸福に満ちた暮らしを手にしているような感覚にマインドコントロールされていく。信仰の基となり、団体の名前にもなっているマイヤリズムの象徴である「アイ」は彼らを助け、導き、心の拠り所となる。そんなある日、脱退した女性から団体の恐ろしい事実をエディは聞くことになる。忠告されても信じなかった彼だが、その後、団体の恐ろしい本当の姿を目にすることに。信じるものを全て失い、崩壊していくエディが直面する恐怖とは?
エディの妻サラを演じるのは、『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』のミシェル・モナハン。製作総指揮は、ジェシカ・ゴールドバーグ(『Parenthood(原題)』)、ジェイソン・ケイティムズ(『ボストン・パブリック』)などが務める。
『THE PATH/ザ・パス』は8月11日(木・祝)よりHuluにて日本独占配信スタート。
『THE PATH/ザ・パス』
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