終了も噂された『ビッグバン★セオリー』、新シーズン製作へ前進中

頭脳明晰ながら人付き合いはちょっと苦手なオタク4人を主人公にしたコメディドラマ『ビッグバン★セオリー~ギークなボクらの恋愛法則』。2007年の放送開始以来、高い人気を誇る本作がシーズン10で終了する可能性があることを以前お伝えしたが、シーズン11への更新に向けてキャストとの契約が進んでいることが明らかになった。米TV Lineが報じている。

TV批評家協会による夏のプレスツアーでも注目を集めた米CBSの人気ナンバー1コメディの行く末は少し明るくなったようだ。同局とワーナー・ブラザースはシリーズ継続のため、キャストとの交渉に挑んでいる段階だという。最初のハードルとなるのはもちろん、番組を引っ張ってきたレナード役のジョニー・ガレッキ、シェルドン役のジム・パーソンズ、ペニー役のケイリー・クオコら主要キャストとの契約延長の交渉だ。

CBSのグレン・ゲラー社長は、「我々は、番組に関わる誰もが今後もシリーズが続いていくことを望んでいると確信しています。ワーナー・ブラザースはきっとうまく契約をまとめてくれると思いますし、我々もできるだけ長く放送していきたいと考えています」とコメントした。

今年3月、TV Lineからシリーズ終了の噂について聞かれたケイリーは、「みんな、この番組をやりたいと思っているわ。それが一致した意見よ。道のりは簡単ではないけど、もし私が決めていいのなら、もっと長く続けていきたいわ。それが目標よ」と、シリーズ継続を願う気持ちを明かしていた。またジムも「もしシーズン10で終わるという話が上がっても、僕は全力でノーと答えるよ。もし誰かが終了に賛成しても、僕は反対だ」と語っている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ビッグバン★セオリー』
(C)Warner Bros. Entertainment Inc.