『ビバヒル』シャナン・ドハティ、元マネージャーとの訴訟で和解

大人気青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のブレンダ役で知られ、現在は、乳がんと闘っているシャナン・ドハティ。元ビジネスマネージャーのタナー・メインステインが医療保険の支払いを怠っていたため、健康保険が使えなくなった件で彼を訴えていたが、裁判で和解に達したことが明らかとなった。米Peopleなどが報じている。

メインステインの不手際で健康保険が使えなくなったシャナンは、後に映画俳優組合の健康保険に再加入して検診を受けたところ、乳がんが見つかったという。主治医から、「診察を受けられなかった期間に乳がんが進行したようだ」と告げられた彼女は、早期発見ができていれば、化学療法と乳房切除手術は避けられたはずだと主張していた。

8月19日(金)、ロサンゼルス上級裁判所に提出された書類によると、和解は双方ともに納得がいく内容で、執行日より45日以内にシャナンに支払われるとのことだが、賠償額は明らかにされていない。

今月上旬には、がん細胞がリンパ節にまで広がっていることを告白していたシャナン。最近受けた手術で、がん細胞が、リンパ節以外の場所にも転移している可能性があることが分かったとも伝えられている。現在も抗癌剤の投与を続けている彼女は、さらに放射線療法を行うことも明かしている。

元マネージャーに対する訴訟が一件落着したこともあり、今後は治療に専念し、シャナンの病状が回復することを心から願いたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:シャナン・ドハティ
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