『SATC』サラ・ジェシカ・パーカー、男性の体臭をイメージした香水を発表

人気ドラマ『SEX AND THE CITY』の主人公キャリー・ブラッドショー役で知られるサラ・ジェシカ・パーカーが、自身にとって3度目となる香水のプロデュースを発表した。これまで発売してきた甘い香りとは打って変わり、男性の体臭からインスパイアを受けたというユニークな香りになるようだ。米Peopleが伝えた。

米The Coveteurのインタビューに応えたサラは、その中で新しく発売する香水「Stash」について、「ヨーロッパ鉄道にずっと乗っていた男の人のセーターのような、セクシーで懐かしい香りよ」と説明。そのような香りにした理由について、「ほんのりコニャックとレザーと(男の人の)体臭の香りがするようなものが欲しかったの。(自分がプロデュースした香水)"ラブリー"を発売した2005年の頃にこれに取りかかっていたんだけど、当時みんなは"ジェンダーレスのものなんて流行らないよ"って感じだったわ。でもその後、実際にユニセックスが流行りだしたから作り始めたのよ。でも、この香りをフレグランスにすることはとても難しかったわ」と、誰でもどこにでもつけていくことができるユニセックスの香水を作りたかったのだと話している。

さらにサラは、「私はかなり多めにつけていたから、人によっては不快だったかもしれないわ。上着や帽子も含めて、文字通り自分が身に着けるもののいたるところにこの香りをつけていたの。クリエイティブ・ディレクターのジョン・ディナポリに、"Stashは肌に香りが残りやすいものにしたい"と伝えていたんだけど、肌にも服にもとても馴染むものになったわ。私は、クローゼットの中に入った時にフレグランスの香りがするのが大好きなの」と、香りへの個人的なこだわりも明かしている。(海外ドラマNAVI)

Photo:サラ・ジェシカ・パーカー
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