大ヒット公開中の『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は、観た者が必ずダマされる、実際に実現可能なトリックだけを使う大型イリュージョン・アクション映画。特に話題となっているのはトランプをパスし合い、"ある物"を盗み出すシーン。この度、その人気シーンの練習風景を収めた写真が到着した。
本作の劇中で、主人公らフォー・ホースメンは、トランプに貼り付けられるサイズのコンピューターチップを厳重な警備をかいくぐって盗み出すことに挑む。お互いにカードをパスし合い、紙一重で警備の視線やボディ・チェックを切り抜けるという、スリル満点かつ痛快なシーンである。ここで披露される、カードを投げ、キャッチする技術はもちろん、袖に入れたカードをヒモを使って瞬間的にもう一人の袖に移動させたり、必要であれば口や髪の毛まで使ってカードをキャッチするという高度な技術に至るまで、キャストたちはマジック・ブートキャンプという過酷なトレーニングを行い、実際に身につけたという。その練習風景を収めた写真に映るジェシー・アイゼンバーグ（『ソーシャル・ネットワーク』）の足元には、立ち位置を決める目印が貼られており、シーンを成功させるためにキャストたちが実際に繊細な技術を習得したことが伺える。
その甲斐あって、監修を務めたイリュージョニストたちも、彼らの技術の高さには驚きを見せている。幅広くイリュージョンを手掛けるキース・バリーは、「本当にレベルの高い技術を身につけた。カードを部屋の端から端まで飛ばしてメロンに刺すこともできるんだ。誰かがセミプロ、サイドプロジェクトとしてマジシャンを考えているなら、すぐに開始することは十分可能だよ」と嬉しそうに語り、高度な技術に太鼓判を押した。
それぞれのキャラクターの思惑が複雑に絡み合いながら進むストーリーは、誰もが予想できない驚愕の大どんでん返しにつながっていく。あなたもぜひ、爽快にダマされる快感を『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』で味わってほしい。（海外ドラマNAVI）
Photo：『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』
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