先月29日(土)、ロサンゼルスにて開催された米Entertainment Weekly主催のイベント「EW PopFest」にて、『ギルモア・ガールズ』のクリエイターのエイミー・シャーマン=パラディーノがドラマの裏側トークを披露した。
個性的すぎるキャラクターたちが次々と登場することもドラマの魅力の一つだが、シャーマン=パラディーノによれば、当初、放送局側はゲストを起用することにためらっていたようで、「ワーナーは、"これは小さい番組なんだよ! 主役の二人がお互いの話をしながら歩き回る。彼女たちがいれば十分なんだ"って言い続けていたの。だから私は、"その二人の話題に誰かを登場させることが必要でしょ!"って返したのよ。それからは毎年キャラクターを増やしていったわ。たくさんの人たちが参加してくれるようになって、小さな町が少しずつ大きな世界を作っていったの」と、何とか交渉して話題にあふれるキャラクターたちを登場させていたことを告白。中には途中で去ってしまったキャストもいたが、「ボーイズたちは去ってしまったわね。ジャレッド(・パダレッキ)が去り、マイロ(・ヴィンティミリア)が去り、マット(・ズークリー)を仲間にして...。私たちには本当に彼らが必要だったと思うわ。『ギルモア・ガールズ』は彼らと共にあったの」と、ゲストスターたちが作品にとっていかに大事な存在だったかを語った。ジャレッドは『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』、マイロは『HEROES/ヒーローズ』に出演するために降板していた。
その後、製作総指揮のダニエル・パラディーノがお気に入りのゲストについて発表。すると、その中には今大きく注目を集めているあの俳優の名前も挙がった。「僕らにはジャクソン(ジャクソン・ダグラス)の兄弟役でニック・オファーマン(『FARGO/ファーゴ』)がいたね。彼は多くの物をもたらしてくれたけど、長く登場させることはできなかった。もちろんジョン・ハム(『MAD MEN』)もよかったよ。それから、ミスター・ロボットの彼もね。このドラマがデビュー作だったんだ」
その俳優こそ、『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』で今年のエミー賞主演男優賞に輝いたラミ・マレック。ラミは、2004年に放送されたシーズン4の第11話にアンディという役で初登場した。シャーマン=パラディーノは彼がエミー賞を受賞したことについて、「エミー賞を取ってくれてうれしいわね! ありがとうという気持ちよ」と、祝福を送った。
待望の新シリーズ『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』は、Netflixにて11月25日(金)から配信スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』
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