大ヒット映画『スーサイド・スクワッド』で、デッドショット役を演じたハリウッドの大スター、ウィル・スミスが家に財布を忘れて、ガソリン代をファンに借りる事態に陥ったエピソードを披露している。米E!Onlineなどが報じた。
今月5日(月)、米ABCの人気深夜バラエティ番組『Jimmy Kimmel Live!(原題)』にゲスト出演したウィルが、その出来事の経緯を語った。「車を運転している時に、ガソリンが減っていることに気づいたんだ。家から30分ぐらいの場所だったんだけど、ガソリンスタンドに寄ったら財布を持っていなかったんだよ」と説明。最初は、妻のジェイドに電話して持って来てもらおうかと思ったそうだが、それにしては場所が遠すぎる。そこで、近くにいたファンを頼ることにしたのだという。
「道の反対側に36歳ぐらいの男性がいて、見るからに"ザ・フレッシュ・プリンス"のファンだと思った」と言うウィルの予想通り、彼を見つけた男性がセルフィー写真をお願いしてきたのだとか。ザ・フレッシュ・プリンスとは、元ミュージシャンだったウィルが在籍していたヒップホッブ・デュオ、DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスのことだが、ウィルがファンに"10ドル(約1140円)ほど貸してほしい"と頼むと、快く助けの手を差し伸べてくれたとのこと。その後、ウィルがお金を返すと申し出ると、その男性は、「とんでもない。これはあなたの物です」と言って返済を受け入れなかったそうだ。
ファンに窮地を救われたウィルは、ジョエル・エドガートン(『ブラック・スキャンダル』)と共演するファンタジー映画『Bright(原題)』を現在撮影中で、『バッド・ボーイ』シリーズの続編となる『Bad Boys 4(原題)』も待機中だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ウィル・スミス
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