エレン・ペイジ主演の人気コメディ映画『JUNO/ジュノ』の脚本を担当したディアブロ・コディが米ABCで新たに手掛けるシットコム『Raised by Wolves(原題)』のパイロット版製作が決定した。米Deadlineが報じている。
本作は、英国で2013年にパイロットが製作され、2015年からシリーズ化として放送がスタートした同名番組の米国リメイク版。中西部の街で暮らすあるタフな母親が、金銭的に厳しい状況にありながらも個性豊かな5人の子どもたちの子育てに奮闘する姿を描く。オリジナルは英国の人気コラムニストで作家のケイトリン・モランと彼女の妹キャロラインの幼少時代の経験に基づいている。(ケイトリンは8人姉弟の長女)
製作は、人気ドラマ『ARROW/アロー』をはじめとする米CWのDCドラマなど、現在6本のTVシリーズを手掛けるグレッグ・バーランティの製作会社バーランティ・プロダクション。製作総指揮はコディ、バーランティ、バーランティ・プロダクションの社長サラ・シェクター。また、英国のオリジナル版を手掛けたケントン・アレン(『ヤング・ドクター』)、マシュー・ジャスティス(『チェスター動物園をつくろう』)、キャロライン・レディ(『思春期まっただ中』)も参加する。
本作は、『デスパレートな妻たち』のリネット役で知られるフェリシティ・ハフマンが主演を務める『Libby & Malcolm(原題)』に続く、ABCにとって今季2作目のコメディのパイロットとなる。(海外ドラマNAVI)
Photo:ディアブロ・コディ
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