『Dr.HOUSE』スタッフが手掛ける韓国ドラマ『グッド・ドクター』リメイク版、パイロット製作が決定

大ヒット医療ドラマ『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』のクリエイターであるデイヴィッド・ショアが、韓国で高い視聴率を記録した医療ドラマ『グッド・ドクター』のリメイク版制作に動いていることは以前お伝えした通り。そのパイロット版製作が決定した。米Hollywood Reporterが伝えている。

この『The Good Doctor(原題)』は、サヴァン症候群を抱えながらも、天才的な暗記力と人体のあらゆる器官の構造を把握する空間認識能力を持つ若手外科医が、権威ある病院での勤務を通して、医者としても人としても成長していく物語。米ABCが発注したパイロットで、ショアは脚本・製作総指揮を担当。『HAWAII FIVE-0』のチン・ホー・ケリー役で知られるダニエル・デイ・キムも参加するが、出演はせず製作総指揮のみを務める。

なおABCは同時に、スリラードラマ『Doomsday(原題)』のパイロットも発注。こちらは、アメリカ同時多発テロ事件後の世界が舞台で、政府による危険なプログラムが中止された後、様々な災害を未然に防ごうとするチームの姿を描く。スタッフとして、『CSI』シリーズの製作総指揮者キャロル・メンデルソーン、『JUSTIFIED 俺の正義』の脚本家マーク・ビアンクリとV・J・ボイドが名を連ねている。

ABCではこのほか、『エージェント・オブ・シールド』にも登場していたインヒューマンズ(超人間)を主人公にした『The Inhumans(原題)』、キーラ・セジウィック(『クローザー』)主演の『Ten Days in the Valley(原題)』という新作ドラマ2本がシリーズ化されることが決まっている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』
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