近年ハリウッドセレブの間で高齢出産が増えていますが、その一方で意外と世間に知られていないけれど、とても若くしてパパやママになったハリウッドセレブも結構いるんです。今回は、そんな人たちをご紹介しましょう!
【CASE #1】女手一つで息子を育てた、子煩悩なソフィア・ベルガラ
アメリカのドラマ界で、いつまでも若く美しいラテン系女優の代表といえば、大人気コメディ『モダン・ファミリー』のグロリア役でおなじみのソフィア・ベルガラ。彼女は、18歳という若さで高校時代の恋人と結婚して19歳で息子を出産しました。その後すぐに離婚してしまいましたが、シングルマザーとしてしっかり息子を育て、子煩悩なことはハリウッドでも有名。何かイベントがあれば必ず息子を連れて行き、レッドカーペットで一緒にインタビューを受けたりしています。
『モダン・ファミリー』においても息子を弱愛する母親を演じていますが、実生活でも息子を大切にする素敵なママ。2015年に再婚したジョー・マンガニエロ(『トゥルーブラッド』)との仲良しぶりも報じられるソフィアですが、いつまでも若く美しく優しいママとしても大人気なんです。
【CASE #2】ブリトニー・スピアーズ、姉妹で早々と母親デビュー
今年でデビュー20年、全世界でのトータルセールスは1億枚を超える人気歌手のブリトニー・スピアーズ。『ノット・ア・ガール』や『ママと恋に落ちるまで』で女優業も経験している彼女は、23歳の時に自身のバックダンサーだったケヴィン・フェダーラインとの間に長男ショーンくんを出産。翌年、次男ジェイデンくんをもうけました。
その後、3年で離婚したケヴィンとの親権問題などでお騒がせの言動が目についた時期もありましたが、若くして二人の子どもを持つ大スターに対し、母親業をこなすのは大変、という同情の声も多かったとか。ブリトニーは多忙な中、合間を縫ってアメフトを一緒に観戦したり、プールで遊んだりと、できるだけ息子たちとの時間を作っているようです。
そして、ブリトニーの10歳下の妹ジェイミー・リン・スピアーズは、なんと16歳で妊娠、17歳で女の子を生みました。出産前は子ども向けドラマ『Zoey 101(原題)』の主役として活躍していましたが、妊娠がきっかけで番組は打ち切りに。ジェイミーは2013年から音楽活動も開始し、姉と同じくママ・女優・歌手としての日々を送っています。
【CASE #3】リース・ウィザースプーン、娘とはまるで双子!?
ロマコメ映画『キューティー・ブロンド』(2001年)でブレイクし、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞。今ではプロデューサーとしても高い評価を受けるリース・ウィザースプーンは、1999年に23歳という若さで長女エイヴァちゃん、その4年後に長男ディーコンくんを出産しています。子どもたちの父親は、『クルーエル・インテンションズ』で恋人役を演じ、当時結婚していたライアン・フィリップ。その後二人は別れてしまいますが、今はそろってドラマ(『ビッグ・リトル・ライズ』『ザ・シューター』)で活躍しています。
最近すっかり大きくなった娘のエイヴァちゃんは、ママにそっくりで美人だと評判に。SNSでは、リースとエイヴァちゃんがどれだけ似ているか、二人の写真を並べる投稿も多く見られるんです。
【CASE #4】人生早回しは血筋!? 息子と孫娘が4つ違いのチャーリー・シーン
私生活でお酒や女性をめぐり様々な問題を起こしてきたチャーリー・シーンは19歳の時、高校時代の恋人との間に長女カサンドラちゃんをもうけ、パパとなりました。そして47歳だった2013年、その娘が女の子を産んだことで、チャーリーは晴れて(?)おじいちゃんに。そんな彼には、カサンドラちゃん以外の子どもが4人。一番小さい子は2009年生まれの男の双子と、孫娘とほとんど年齢が変わりません。なお、チャーリーのパパ、俳優のマーティン・シーン(『ザ・ホワイトハウス』)も21歳と若くしてパパになっています。
チャーリーの代表作といえば、『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』。女性トラブルが多くお金持ちという、彼の私生活そのままを見ているようで面白いドラマです。
【CASE #5】女優としてもママとしても早熟なケイシャ・キャッスル=ヒューズ
『クジラの島の少女』(2002年)の演技で史上最年少の13歳にしてアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたケイシャ・キャッスル=ヒューズ。2006年の映画『マリア』でイエス・キリストを宿した母親マリアを演じた直後、自身も16歳で妊娠していることを発表して話題になりました。
娘のフェリシティ・アモーレちゃん出産後、わずか10ヵ月で女優業に復帰し、『クジラの島の少女』のニキ・カーロ監督の新作『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』に出演。ここ最近では『ウォーキング・デッド』(ジョーン役)、『ゲーム・オブ・スローンズ』(オバラ・サンド役)という人気ドラマにも登場するなど、売れっ子のママです。
【CASE #6】ウーピー・ゴールドバーグ、34歳でおばあちゃん!そして58歳で...
『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)のインチキ霊媒師役でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、『天使にラブ・ソングを...』シリーズの主人公シスター・クラレンス(デロリス)役でもおなじみのウーピー・ゴールドバーグ。『新スタートレック』のガイナン役や、『Glee/グリー』のカルメン・ティビドー役としても活躍したほか、2007年からはアメリカで人気のトーク番組『The View』の司会を務めています。そんな彼女はなんと17歳で当時の夫との間に娘アレクサンドレアちゃんを出産してママに。さらに驚くことに、その娘が16歳の時、ウーピーの誕生日に子どもを産んだため、ウーピーは34歳でおばあちゃんに。そして、その同じ誕生日の孫娘が2014年に子どもを出産したため、58歳でひいおばあちゃんになりました!
いかがでしたか? このようにハリウッドでは、子どもを早くに持ち、出産後まもなく復帰することが珍しくありません。そうしたスターの子どもたちが今後どのように成長していくのか、楽しみですね。
Photo:
ソフィア・ベルガラ (C) Kazuki Hirata/HollywoodNewsWire.net
ブリトニー・スピアーズ (C) Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net
ジェイミー・リン・スピアーズ (C) Ima Kuroda/www.HollywoodNewsWire.net
リース・ウィザースプーン (C) Izumi Hasegawa/HollywoodNewsWire.net
チャーリー・シーン (C) Tom Marcus/www.HollywoodNewsWire.net
ケイシャ・キャッスル=ヒューズ (C) Izumi Hasegawa/HollywoodNewsWire.net
ウーピー・ゴールドバーグ (C) Thomas Lau/www.HollywoodNewsWire.net