エリザベス・バンクス、エージェントから豊胸手術を受けるように言われていた?!

『ハンガー・ゲーム』シリーズのエフィー・トリンケット役で知られ、コメディ映画『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』では出演/監督/製作を務めるなど多才ぶりを発揮するエリザベス・バンクス。TVや映画で活躍を続ける人気女優の彼女が、過去に豊胸を勧められていたという衝撃的な事実を明らかにした。

ロサンゼルスにて開催された、エンターテイメント業界で活躍中の女性を称えるクリスタル・アンド・ルーシー賞に出席したエリザベスは、過去に直面した業界の現実について語った。「私が初めて会ったエージェントは、胸で仕事を取れと言ってきたわ。でも、アドバイスに従えるだけのお金(豊胸手術代)がなかったから結果的によかったわね。そのこともあって、そのエージェントと契約することもなかったし」

女性を軽んじる傾向や、見た目だけに固執する現在の風潮に一石を投じたエリザベス以外にも、ミュージカルドラマ『SMASH』のクリエイターを務めたテレサ・レベックは、女性であるがゆえに悔しい思いをしたことを、今年初めに出版したエッセイの中で綴っている。

レベックは、自身の不当解雇や、男性作家にかけられた心無い言葉に対し、「"作家の部屋"で起きていた話をすると、業界外の私の友達は大笑いするか、尻込みして不信感を抱くか、どちらかよ。この話をしてしまうと、"女性蔑視"は人々が信じるどんなものも超えるのだと感じてしまうわ」と綴り、男社会が形成されてしまっている脚本家の世界では、女性のシーンを書くことにも攻撃的な対応を取られていたのだと、明かしている。(海外ドラマNAVI)

Photo:エリザベス・バンクス (C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net