6月28日(水)より全世界同時配信となるNetflixオリジナル映画『オクジャ/okja』。食用豚として生まれたオクジャと、オクジャを家族同然に大切にしてきたミジャによる胸を打たれるこの映画で主演を務めたアン・ソヒョンと、監督のポン・ジュノに、『オクジャ/okja』の知られざる秘密について語ってもらった。
食べるために動物を育て、命を奪うことを大きなテーマとして掲げている本作だが、ジュノは「映画の中でミジャが鳥の煮物を食べているように、これは菜食を強要している映画ではないし、だからといって肉食を批判している映画でもないんです」とコメント。それに合わせて、登場人物から浮かび上がる人間性や、オクジャのモデルについてが語られ、この映画に、食肉についてだけでない多様なテーマが盛り込まれていることをアピールした。
貯金箱に貯めた小銭を握りしめ、たった一人でソウルへ向かうミジャであるが、彼女との共通点を聞かれたアンは、「一つのポイントにはまってしまうと、諦めずにとにかく最後まで突き進む部分です」と凛とした表情で返答。2100人以上の候補の中から選ばれた"天才子役"と呼ばれるだけの強さを、ここでも垣間見ることができた。
また、共演者であるスティーヴン・ユァン(『ウォーキング・デッド』)について聞かれたアンは、二人の間で行われる、韓国語と英語が入り混じった不思議な会話システムについて語ってくれた。さらには、韓国語による指示が飛ぶ現場で起こった、スティーヴンのほほえましい行動が暴露され、それについてジュノは「とても、かわいいです」と日本語でコメント。スティーヴンにまつわる"かわいい"エピソードとは? このインタビューの全文は当サイトのコラム&インタビュー/コラムに掲載されているので、そちらもお見逃しなく!
同監督の『スノーピアサー』に引き続き、オスカー女優であるティルダ・スウィントンの出演でも注目されているNetflixオリジナル映画『オクジャ/okja』は、6月28日(水)より全世界同時配信スタート(海外ドラマNAVI)
Photo:『オクジャ/okja』インタビューに応じたポン・ジュノ監督とアン・ソヒョン