現在第七章が放送中の、世界中で大ヒットしている大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』。登場人物の一人であるジョン・スノウがなぜ寒い気候の中でも帽子を被らないのかについて、同役を演じるキット・ハリントンが明かしている。米NY Timesが伝えた。
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ジョンは、氷に覆われた巨大な壁を守るナイツ・ウォッチ(冥夜の守人)として、登場シーンのほとんどを極寒の北部で過ごしている。にもかかわらず、いくらロングヘアとはいえ凍てつくような気候の中でも、ジョンをはじめとしたナイツ・ウォッチの面々が帽子や頭部を覆うアイテムを身につけない理由について、同メディアのインタビューでキットが次のように答えている。
「アイスランドで撮影している時に、僕は帽子が欲しいって頼んだんだよ! そのことについては話し合いを続けてきて、登場人物が北部にいる時に帽子を被るか被らないかはシリーズにおける大問題だった。極寒の中で頭部を保護しないなんてバカげているようだけど、ずっと前に製作側が決めたことだからね。ああいった環境だと俳優たちの顔の区別をつけるのが難しいから、頭部を温かくするよりも顔をしっかりと見せる方が大切なんだ。でも信じて。僕ほど帽子を欲しがっているキャストは他にいないから」と語っている。
どうやら、吹雪などのシーンで出演者たちが帽子を被ったり頭に布を巻いたりすると、誰がどのキャラクターなのかの判別がつきにくくなるため、視聴者が混乱しないようにとの配慮がなされているようだ。
正当な理由があるため、さすがにキットも文句をつけられない...といったところなのかもしれない。そんな彼が寒さにもめげない雄々しいジョンを演じる『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』は、スターチャンネルにて毎週月曜10:00より放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:どんなに寒くても頭はむき出しのジョンやサム
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