アラン・リックマンの他界で頓挫していた『ギャラクシー・クエスト』ドラマシリーズ化が再始動!

『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生役や『ダイ・ハード』のテロリスト、ハンス・グルーバー役で知られる、英俳優アラン・リックマン。2016年1月に彼が逝去したことを受けて企画が立ち消えになっていたSFコメディ映画『ギャラクシー・クエスト』のドラマシリーズ化が再始動していることが分かった。米Hollywood Reporterなどが報じている。

1999年に公開された本作は、人気SFドラマ・映画シリーズ『スター・トレック』のパロディが満載のSFコメディ。放送終了から20年近くが経っても絶大な人気を誇る架空のSFシリーズ『ギャラクシー・クエスト』のコンベンションに、4人の宇宙人サーミアンが姿を現す。「自分たちの星を侵略者から守ってほしい」と訴える彼らの言葉を、最初は冗談だと思っていた『ギャラクシー・クエスト』の出演者たちだったが、異星人たちはTVシリーズの内容を現実と思い込み、番組に登場するプロテクター号を完全に再現した宇宙船まで用意していた...というストーリーだ。

映画版にはアランのほか、ティム・アレン(『トイ・ストーリー』)、シガーニー・ウィーヴァー(『エイリアン』)、トニー・シャルーブ(『名探偵モンク』)などが出演。米Amazonにてオリジナルキャストを集めてのドラマシリーズ化が進められていたが、アランが死去したことにより企画が頓挫していた。

もともとの企画では、映画版で脚本を手掛けたロバート・ゴードンがドラマ用の脚本を担当することになっていたが、今回はコメディ俳優で脚本家でもあるポール・シェアー(『ウェット・ホット・アメリカン・サマー:キャンプ1日目』)がペンを執ることが決定し、再始動する運びとなったようだ。また、映画版のプロデューサーであるマーク・ジョンソンは引き続き企画に携わるという。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ギャラクシー・クエスト』
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