1980年代に世界中で人気を集めたカーアクション・ドラマ『ナイトライダー』で、主人公マイケル・ナイトを演じたデヴィッド・ハッセルホフ。その彼は、『ナイトライダー』の復活を願っているだけでなく、今年公開されたマーベル映画『LOGAN／ローガン』のようなテイストを求めているという。
米Cinema Blendが伝えたところによると、デヴィッドは『シン・シティ』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』や『マチェーテ』を手掛けたロバート・ロドリゲス監督と出会い、次のような会話を交わしたとのこと。
「僕は言ったんだ。"『ナイトライダー』をやるべきだよ"ってね。『ナイトライダー』のマラソン放送を見ていたロドリゲス監督が"一緒に自撮り写真を撮りませんか？"と言ってきたから、"いや、自撮り写真なんていい！ 映画をやろう！ TVシリーズをやろう！ 『ナイトライダー』を復活させてダークにしたい！ カムバックしたマイケル・ナイトはむかっ腹を立てているんだ"と話したんだ」と話すデヴィッド。
さらにデヴィッドは、「実現するといいんだけどな。もし実現したら、（ヒュー・ジャックマンが晩年のウルヴァリンを演じた）『LOGAN／ローガン』のように、ダークな内容になるだろう。"2017年、マイケル・ナイト役にハッセルホフが復帰。伝説は続く"ってのはどうだい」と続けている。
なおデヴィッドは今月初めにも『ナイトライダー』復活のアイデアを持ちかけたそうで、その時の相手は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督・脚本を手掛けたジェームズ・ガン。米Hollywood Reporterが伝えたところによると、「（ガン監督の）反応はすこぶる良かった。『ベイウォッチ』や『21ジャンプストリート』みたいなパロディ路線の映画化にはしたくない。オリジナルの本質を見失っているからね。ファンを尊重しないといけない」と、デヴィッドは話していたという。
これらのコメントから、『ナイトライダー』の復活に向けて、やる気満々であることがうかがえるデヴィッド。年老いたマイケルが老朽化したスーパーカー「ナイト2000」を駆って最後の冒険に出るとなれば大いに話題を呼びそうだが、果たして実現するだろうか？（海外ドラマNAVI）
Photo：『ベイウォッチ』映画版に出ていたけれど...。愛車ナイト2000の前で嬉しそうなデヴィッド・ハッセルホフ
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