『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章は各話21億円以上の製作費に!?

世界中で大ヒットしている『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)は、今月からいよいよシリーズ最終章のシーズン8の撮影に突入する。

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放送局の米HBOは最終章の監督リストを明かしており、ミゲル・サポチニク(『マスターズ・オブ・セックス』『FRINGE』)やデビッド・ナッター(『ARROW/アロー』『シェイムレス 俺たちに恥はない』)など、過去にも『GOT』に参加したことがあり、これまで人気TVドラマでメガホンを取ってきた面々が名を連ねている。

前述の二人の監督を復帰させるのは、大規模な戦いを描くシーズン8のために必要なことだと伝えられているが、それが叶うのも最終章では莫大な予算が投じられるからだという。

米Varietyによると、シーズン8の各話予算は少なくても1900万ドル(約21億円)以上になりそうで、撮り直しやVFXの作業次第でさらに上がる可能性もあるのだという。つまり、最終章全6話で、計1億1500万ドル(約130億円)を超えるTVドラマの枠を超えた額が費やされる見込みなのだ。

以前当サイトでは「製作費が高いTVシリーズランキング」をご紹介したが、このランキングにおいてトップはNetflixオリジナルシリーズの『ザ・クラウン』。英国のエリザベス女王の物語を描く本作では各話1300万ドル(約14億円)の予算が費やされていたが、『GOT』最終章はそれをはるかに超える金額を掛けることになるようだ。(ちなみに、このランキングにおいて『GOT』はシーズン6の各話予算が1000万ドルで第5位だった。)

『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章のシーズン8は、2018年か2019年に放送開始の予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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