【動画】『Empire』とは正反対!?タラジ・P・ヘンソンがタジタジの『ドリーム』本編映像

1960年代、ソ連と熾烈な宇宙開発競争を繰り広げているNASAで、人種、性別による差別を受けながらも偉業に大きな貢献を果たした3人の女性たちの知られざるストーリーを描き、第89回アカデミー賞で3部門(作品賞、助演女優賞、脚色賞)にノミネートされ、日本で大ヒット公開中の『ドリーム』。その本編映像の一部が届いたのでご紹介しよう。

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この3人の女性、キャサリン、ドロシー、メアリーに扮するのは、『Empire 成功の代償』のクッキー・ライオン役で知られるタラジ・P・ヘンソンと、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサー、そしてアカデミー賞作品賞受賞作『ムーンライト』にも出演する個性派シンガーのジャネール・モネイ。共演は、ケビン・コスナー(『フィールド・オブ・ドリームス』)、キルステン・ダンスト(『FARGO/ファーゴ』)、ジム・パーソンズ(『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』)、マハーシャラ・アリ(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)など。

今回到着した映像に登場するのは、キャサリン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー(ジャネール・モネイ)のほか、ジム中佐(マハーシャラ・アリ)の4人。女性3人がガールズトークを繰り広げる中、彼らの前に魅力的な中佐が登場するという場面だ。『Empire』の大胆なクッキーとは正反対な、タジタジになったタラジの姿を見ることができる。

アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げる1960年代。ヴァージニア州ハンプトンのNASAラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが計算手として働いていた。リーダー格のドロシーは管理職への昇進を希望するも人種を理由にすげなく却下され、メアリーはエンジニア志望だが黒人の自分には無理と半ば諦めている。そして数学の天才であるキャサリンは黒人女性として初めて宇宙特別研究本部に配属されるが、彼女以外は全員白人男性の職場はとげとげしい雰囲気で、ビルには有色人種用のトイレすらない。それでも3人は国家の威信を懸けたNASAのマーキュリー計画に貢献しようと奮闘していた。そして宇宙飛行士ジョン・グレンがアメリカ初の地球周回軌道飛行に挑む直前、想定外のトラブルが発生。その時、重大な計算を任されたのはキャサリンだった...。

 

『ドリーム』は大ヒット上映中!
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Photo:『ドリーム』
©2016Twentieth Century Fox