Netflixの人気政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』で主役フランク・アンダーウッドを演じていたケヴィン・スペイシーが、未成年に対するセクハラ疑惑が報じられた後で解雇されたニュースは、当サイトでもお伝えした通り。シリーズ自体もシーズン6で終了することが発表され、今後の展開が注目される中、ファンがケヴィンの代役を提案して署名活動を始めたことが分かった。米Bustleが報じている。
米オンライン署名サイトChange.orgで「ケヴィンの代役を立ててはどうか」というキャンペーンを展開しているのは、オーストラリア人のロビー・パイマさんで、彼が新たなフランクとして推すのは、『最後の恋のはじめ方』や『モール★コップ』シリーズに出演しているケヴィン・ジェームズ。コメディ作品への出演が目立つ彼を推薦するとは、かなりユニークな選択だと言えるかもしれない。
このキャンペーンで2万5000以上の署名が集まれば、NetflixのCEOリード・ヘイスティングスのもとにキャンペーン結果が届くことになっており、現時点ですでに署名数は3万5000を超えているので、ロビーさんのアイディアに賛同しているファンはかなり多いようだ。
ケヴィン・スペイシーの代役としてはほかに、ケヴィン・コスナー、アレック・ボールドウィンといった名前も挙がっている。
現在撮影が中断しているシーズン6は脚本からフランクの描写を削っている最中と報じられるが、代役が立てばシリーズはちゃんと物語を完結させることができる上、もしかするとシーズン6で終了することもなくなるかもしれない。ヘイスティングスが署名キャンペーンの結果をどう受け取るのか気になるところだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:「ケヴィン」という名前以外にも共通点あり!? ケヴィン・スペイシーとケヴィン・ジェームズ (C) Pauline French/FAMOUS (C) FAM008/FAMOUS