『X-ファイル』シーズン11についてわかっていること

世界中で大ヒットしている超常現象ドラマ『X-ファイル』の復活版の新シーズン(通算シーズン11)がいよいよ来年1月から米FOXにてスタート。それに先駆け、現時点で分かっているいる情報を米TV GUIDEがまとめている。放送が始まる前に予習をしておこう!

まず、何よりも知っておくべきなのは本シリーズがジリアン・アンダーソンにとってスカリーを演じる最後の機会になりそうだということ。10月にニューヨーク・コミコンに登場した彼女は「私にとってはこれ(シーズン11)が最後になると思います」と発言。シーズン11への出演を決めたのは「(前シーズンで)終わった気がしなかったから。ファンが期待していたことを全てやりきったとは思えなかった」ためであると明かしている。完全に決まったことではないが、新シーズンがスカリーの見納めになるかもしれない。

物語はシーズン10の続きから描かれる。前シーズンではスパルタンウイルスにより人類が危険にさらされ、モルダー(デヴィッド・ドゥカヴニー)も重傷を負ってしまった。このウイルスに対抗するには異星人のDNAが必要で、そのDNAを持っていたスカリーは無事。モルダーを助けるためには同じく異星人のDNAをもった2人の息子ウィリアムの助けが必要で、新シーズンでは彼を探すことになるようだ。クリエイターのクリス・カーターもウィリアムが「重要な役割を果たしている」ことを認めている。

ジリアン&デヴィッドに加え、スキナー副長官役のミッチ・ピレッジ、シガレット・スモーキング・マン役のウィリアム・B・デイヴィス、リチャード・ラングリー役のディーン・ハグランド、モニカ・レイエスFBI捜査官役のアナベス・ギッシュら懐かしの面々も復帰する。

今回新たにキャスティングされたのは『ワンス・アポン・ア・タイム』でハートの女王を演じたバーバラ・ハーシー。謎の組織のリーダー、エリカ・プライスを演じる。また、『シックス・センス』のコール役で世界中から注目されたハーレイ・ジョエル・オスメントと、エミー賞常連の人気コメディドラマ『VEEP/ヴィープ』などで活躍するコメディアンのブライアン・ハスキー、そして衝撃的な近親婚一家を描いた本作のシーズン4第2話「ホーム」でピーコック夫人を演じたカリン・コノヴァルらがゲスト出演する予定。カリンはピーコック夫人としての再登場ではなく、複数の役を演じることになるようだ。

全10話予定の『X-ファイル』新シーズンは米FOXにて2018年1月3日(水)にプレミア放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:『X-ファイル 2016』
(c) 2016 Fox and its related entities. All rights reserved.