あの二人の夫婦漫才もさらに加速!『HAWAII FIVE-0』声優インタビュー

2010年に開始するやいなや世界中で大ヒットとなり、いよいよシーズン7に突入した常夏ポリスアクション『HAWAII FIVE-0』。ド派手なアクションと絶妙なチームワークが魅力の本作で、劇中に負けないチームワークの良さを誇るのが吹替えの声優陣だ。今回はシーズン7のDVDが2018年1月11日(木)にリリース開始となることを記念し、スティーヴ役の綱島郷太郎、ダノ役の山路和弘、マックス役の藤原堅一の3人が赤裸々トークを展開。丁々発止な掛け合いから作品への突っ込み、気になるスティーヴとダノの夫婦っぷりまで、5-0らしさ全開のスペシャル座談会です!

──『HAWAII FIVE-0』もついにシーズン7に突入するわけですが、まずは率直なお気持ちをお聞かせください。

綱島:そうですね、ここまで来ると7年もやってたんだっていう気もするんですけど、あまり実感はないんですよね。第1シーズンのことを昨日のことのように思い出せますし。不思議なものですよね。何でしょう、これって。結婚して10年くらい経つと「もう10年か、早いな」ってなったりするけど、それと同じ感じですかね(笑)

山路:おっさんみたいなこと言ってんなよ! 何年結婚してるってんだよ!

綱島:いや、移っちゃって、おっさん臭いのが(笑) ハイ、渡しま~す(笑)

山路:なんだよそれ(笑) でもあれだよね、よく続いたと思うよ。こんなに続くと思ってなかったから。最初の頃、みんなでハワイ旅行に行こうよとか話してたこともあるんだけど、こんなに続くんだったらできたよな、とか思って(笑) 最初からお金貯めてたら今頃行けてたよね、ハワイ。

──今からでも5-0貯金を始めるとか...。

山路:今からだと一回1万円以上貯めなくちゃダメじゃん。

綱島:そうそう。

山路:そら厳しいな、って(笑)

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──藤原さんは、シーズン1の途中から登場でシーズン2からレギュラーになったわけですが。

藤原:そうなんですよ。最初は僕、スポットで出て、「どうも、すみませんでした~」って帰ろうと思ってたんですよね。それがゲストの回数が増えて、「あ、まただ」って思ってる間にレギュラーになってました。緊張しながらも少しずつ慣れていって、ようやくほぐれてきたかなと思ったらもう7年経ってましたね。それでちょっと調子に乗ってきたなと思ったら、卒業になっちゃったんですけど(笑) 僕的にはちょうど良かったかなって感じもあるんですけど、やっぱり寂しいですよね。

──海外ドラマNAVIではシーズン3の頃にもお話を伺っているんですけど、その時からもうチームワークの良さがすごく伝わってきたんですよね。ドラマの中でもシーズンを重ねるほどオハナ(家族)感っていうのを強く打ち出していると思うのですが、そのあたり、吹替えチームとしてはいかがですか?

山路:まあ、これだけ一緒にやってればね。家族くさいよね。

綱島:うちにもオハナって子どもが生まれましたしね。

藤原:またこの話来た(笑)

山路:最近、なんて言うようになったんだっけ?

綱島:「チッチー」って。

山路:分かった、分かった。ハイハイ。

綱島:(笑) 何でしょうね。ただ雰囲気的にちょっと緩いんじゃないか、うちの現場はって思うことはありますよね(笑)

山路:いや、ちょっと不安ではあるのよ。よその現場行くと、みんなピシッとしてるじゃん。うちやっぱ緩いな、って(笑) みんな、ヘーヘーしてるんだよね、レギュラー陣(笑)

藤原:確かにそうかもしれませんけど...。でも失敗しないじゃないですか、本番で。

山路:するよ! ヒドかったよ、今日なんて(笑)

藤原:そりゃ、たまにはしますけど。でもレギュラー陣が失敗しないんで、他の人のプレッシャーはキツいんですよ。

綱島:でも、どっちがいいものを作り出す現場なのかって考えた時に、案外こっちなんじゃないかって思ったことがあるんですよね。

山路:おー、自画自賛!

綱島:俺もよく他の現場に行く時に、なんでこんな短い尺なのにこんな詰め込んで話さなきゃいけないんだってことがあるんですよね。息もつけないようなセリフがあったり。でも5-0の現場は、この作品の雰囲気を壊さないように必要最低限のことを伝えるっていう脚本作りがされていると思うんですよね。それが現場にも余裕となって表れるから、役者もマイクの前に立つと自然と集中できるんじゃないかって。あるじゃないですか、そういうの。

山路:そういうもんなのかなあ。

藤原:(演出の)壺井さんとのやり取り自体も割と家族的というか、いい雰囲気ですよね。

綱島:なかなかないですよね。

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──他の現場との違いっていうのは顕著に感じます?

山路:そりゃあるよ!

藤原:(ボソっと)凍りつくような現場とか...。

山路:あるね~。

綱島:俺に言われてるんじゃないのに、なんでこんなにヤバッて思うんだろうって(笑)

藤原:壺井さんもダメ出ししないわけじゃないんだけど、どこか優しいというか、ハワイ的な感じですよね。

山路:許容量が大きいから割と許されてるところはあるよね。今のオッケーなの?みたいな。今アドリブめちゃくちゃ言ったんだけど、オッケーなんだって(笑)

──結構アドリブもされるものなんですか?

綱島:いや、アドリブするのはこの人くらいで(と山路氏を指す)

藤原:我々は決まったものを決まったようにやるだけです。

山路:嘘つけ!

──でも確かに、スティーヴとダノとのやり取りなんかはアドリブが合いそうですね。

山路:あの人たち、口がずっと動いてたりするんですよ。だからしょうがないから(アドリブを)入れるんですよね。5-0の登場人物たちは割とゆったりした喋り方をしてるわけだけど、ケンカしている時なんかはそうはいかなくなってくるじゃないですか。だんだん早口になると(台本のセリフだけでは)言葉が足りなくなってくるから、継ぎ足すことになるんだよね。壺井さんもそれで「ハイ、オッケー」ってなるし。こっちが「オッケーなのかよ!」って驚くくらいだったんだけど、それがいつの間にか定着しちゃった(笑)

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──スティーヴとダノは最初から言い合いはしてましたけど、シーズンを重ねてどんどん夫婦感が強くなってますよね(笑) 倦怠期を迎えてセラピーまで受けてますし。

山路:そうそう。長い夫婦になってるよね。

藤原:臓器まで提供するしね。

山路:好きなのか、嫌いなのか、どっちなんだよ!ってなるよね(笑)

──そこがこのドラマの人気なんだと思うんですけど、やっぱりお二人の夫婦的なやり取りも磨きがかかりましたか?

山路:それはね、多分シーズン3くらいの頃から定着した気はするよね。

綱島:まあ、そうですね。

山路:最初の頃はね、「鬱陶しい喋り方するな、コイツ」とか思ったけどね。暑苦しい役者が来やがったって(笑) でもだんだん慣れてきちゃって。また(アレックス・)オローリンとすごく合うもんだから、そういうヤツに見えてきちゃうんだよね(笑) そう思うとこっちもそれが平気になってきて、なんかちょっかい出したくなってきたりするし。そうしているうちに、今みたいな感じが出来上がってたんだよね。でも前に二人で5-0とは全然関係ない舞台をやった時に、二人でいる場面が多かったんだけど、なんか5-0みたいになっちゃってね(笑) あれ? これいつか来た道じゃね?って(笑)

綱島:ありましたね!(笑)

──もう山路さんと綱島さんが一緒だと、周りからも5-0的なニュアンスで、って求められるんじゃないですか?

山路:いやもうね、我々二人でいるとそういう空気になる癖がついたのかもしれない。この7年で。怖いね~。

綱島:そうなんですよ。でも5-0だと、どっちかと言えばダノがボヤいてスティーヴが突っ込むタイプじゃないですか。それがこの前の舞台ではちょっと逆もあったんですよ。そういう時は「あー、これ難しいな」って思っちゃって(笑) 突っ込みが足りないとつい突っ込み返しとかしちゃったり。

藤原:役と違うことしてる(笑)

綱島:あの後、演出家の方に俺と山路さんともう一度あの舞台やりたいかって話した時に、どこを一番直したいか聞いたんだよね。そしたら「お二人のところです」ってキッパリ(笑)

藤原:ザックリ来ましたね(笑)

山路:息が合いすぎちゃったね(笑)

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──逆にマックスなんかは二人の夫婦漫才にも動じないキャラクターですが、そのあたりは意識して演じてたりしたんですか?

藤原:そうですね、割と...。

山路:またあ、嘘ばっかり!

藤原:なんでですか! そうですね、って言っただけなのに! いやいや、あの割と真面目な...。

山路・綱島:ええ~!?

藤原:もう、ちゃんと喋らせてくださいよ!

綱島:ま、こういう感じです、いつも(笑)

藤原:確かにそうなんだけど。もう邪魔しないでくださいよ! マックスは真面目な顔をしてトンチンカンなことを言う役だし、ダニーにはよく「またマッドマックスが変なこと言ってるよ」って顔をされるんで、僕もホントはもうちょっとお二人と絡みたかったんですよ。でも彼は検視官なんで、5-0のメンバーとはまた違うところから「こういう情報がありますよ」って言いながらボケる役だったんで、そこが難しくもあり、面白くもあるところでしたね。

山路:マイペースな役だもんね。なんかスティーヴとダノがトボけ合ってやり取りしてるのが、あの検視官室に入ったとたん、肩透かしを食らうような感じがあるんだよね、あの芝居は。なんか不思議な空回りというか。俺としては気持ち良くもあり、悪くもあったりしたんだけど。

藤原:その辺、マシ・オカはうまかったですよね。

山路:だから今後は検視官の部分が減ってきちゃうよね、マシ・オカがいなくなると。

──藤原さんは『HEROES/ヒーローズ』の時もマシ・オカの吹替えを担当していましたけど、その時との違いとかで意識していることは何かありましたか?

藤原:最初は同じだと思ってたんですよね。でも『HEROES』の時はすごくポジティブでいつもニコニコしながら希望を語るっていう感じだったんですけど、マックスの方は比較的真面目に物事を突き詰めていくタイプで。なんだけど、結局ボケるっていうそこの落とし具合がちょっと難しかったですね。多分英語では日本人的なことを言ってボケてるんですけど、日本語で話すとそれがボケにならないので(笑) 翻訳の方も苦労したと思われるんですけど、そこをちゃんとボケてますよ、ってやるのが難しかったですね。

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──5-0ってレギュラー陣だけじゃなく、ゲストに登場するキャラも個性が強い人が多いですよね。初期の頃に5-0に捕まった悪役がのちに情報屋になったり。そういうゲストで印象に残っているキャラクターはいますか?

山路:サン・ミンはつい最近も出てきたよね。

綱島:僕はね、確かシーズン6だったと思うんだけど、スティーヴが犯人を追っている時に、通りがかりの住民が「俺も助けてやるよ」とか言ってボウガン持って出てきたんだよね。

藤原:あ、いましたね、そんな人。

山路:え、俺覚えてない...ヤバい(笑)

綱島:それでその人は「俺はこう見えても腕は確かだから」みたいなことを言ってて、もしかしたら準レギュラーっぽい役なのかな、って思ったんだよね。なかなか面白いヤツだったから来るかな、と思ったらそれ以降一切出てこなかった(笑)

藤原:それが逆に印象的なんだ(笑)

山路:なんかさ、ハワイにいる実在の人物が時々出てくるじゃん。

綱島:あ! そう! この前のあの人!

山路:あの入れ墨いっぱい入れてた人。

綱島:え、入れ墨の人!?

山路:役者じゃなくて。

藤原:アメフトの人とかはよく出てきますよね。

山路:サインくれとか言ってるやつだろ? ああいうのってたまたまいる人を呼んできてるのかね。

綱島:そういえば、ハワイの中に独立主権国家がありますよね。

山路:ああ、あの人は本物だったね。

綱島:実際にその国家を治めている方が出たんですけど、いやー、もう誰よりも芝居がうまいの!

山路:すごくいい役者なの。

綱島:もうレギュラー陣も真っ青! もうそこに在るって感じなの。

藤原:へー(感心しきり)

山路:あの人はすごかった!

綱島:素晴らしかったね、あの人は。それで調べたら他にも本人役で映画とか出てるらしくて。あの人、もう一回出てこないかな。

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──そういう実在の人物だけじゃなく、5-0にはいろんな観光名所も出てきますが、本作をやっている間にハワイに旅行に行ったりは?

山路:彼(綱島)は行ってましたね。

綱島:2回くらい行きましたね。

──その時は5-0の縁の場所とかには行ったんですか?

綱島:5-0の縁の地には行ってないんですけど、まあ、あの撮影現場に行って、ハーイって挨拶してきました(笑)

山路:縁っていうか、大本に(笑)

──縁どころじゃなかったですね(笑)

綱島:本人たちに会ってました(笑) 実はその前日もたまたま撮影現場に遭遇したんですけど、もう普通に観光客の人が歩くようなところを封鎖して、ヨーイ、アクション! でババババババッてものすごい音でドリフトですよ。その辺のマンションとか普通に人が住んでるのに(笑)

山路:怖いな、それ。住民の人はもう慣れちゃってるんだね。

綱島:もうかなりの全面協力ですよ。誰も文句なんて言えない(笑)

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──5-0と言えば、やっぱりそういうアクションシーンも外せないですよね。以前マシ・オカさんが「予算は減ってるのにアクションシーンは派手になってる」って言ってたんですけど、見ているとだんだん『西部警察』化している感じがしてしまうんですが(笑)

山路:シーズン7はかなりすごいことになってるよ。このシリーズはホント、思い切りがいいんだよね。人撃つ時は必ず額の真ん中狙うしね(笑) 大丈夫かよ、おいって(笑)

綱島:容疑者ぽんぽん殺しちゃうから(笑)

藤原:そのうちダニーの車からマシンガンが出てくるようになるんじゃ(笑)

綱島:弾だってあんなに要るかってくらい使うしね。

藤原:毎回車、穴だらけだもんね。

山路:あれはいつ直してんだよ、って思うよな(笑) でもさ、他の現場に行っても仕事終わって言われるのは「(5-0の)続きはどうなるんですか?」ってことなんだよね。その影響力はやっぱりすごいな、と。これだけ新しい作品がいろいろあるのに、みんな5-0のことを聞いてくる。

綱島:地デジで放送されてるのは大きいよね。

山路:あんなにしょっちゅう銃撃戦してるのにね。

藤原:核爆弾が落ちたりね。

──この流れで聞くのもあれなんですが、シーズン7の見どころ的なこともお伺いしたいんですが。

山路:見どころはやっぱり、マシ・オカの最後じゃないんですか。

藤原:お約束の展開でどうもすみません(笑)

綱島:思い出すだけで涙が...。ま、俺その場にいなかったけど。

藤原:そうだよ! あれ、って思ったよ!

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──やっぱり寂しいなっていう気持ちはありました?

綱島:あー、そうですね...。ないですね!

山路:(爆笑)

藤原:今、絶対あるでしょ、って聞き方してくれたじゃないですか! ちょっと空間が広がったな、とかそういうの、あるでしょ?

綱島:座る席が増えたってことですか?

藤原:増えた、って言い方はやめてくださいよ。いつもここに座ってたのにな、とかさ。山路さんはいつもここに座ってたじゃないですか。で、僕はだいたい隣にいて。ふと、「な、藤原」って言おうとしたらいなかった、とかそういうエピソードですよ、求められてるのは!

山路:あー、コロッと忘れてたねぇ。

藤原:だろうと思いましたよ。はいはい。所詮こんなものですよ。実はさっき、収録を調整室から見てたんですけど、すっかり楽しそうでしたよ。

──新しいキャラクターは増えたりしてるんですか?

山路:ノエラニかな?

藤原:僕の代わりの検視官ですね。ちょっとマックスに似てる女の人なんですけど。まあ、似せてるんだと思いますけどね。彼女は活躍してますか?

山路・綱島:してます、してます。

藤原:チッ!(舌打ち)

綱島:なんか、ありがとう、ありがとうってずっと言いっぱなしですよ。もう何度言ったか分からない。

藤原:マックスはあんまり言われてない...。いつも電話で報告するんだけど、「分かった」ガチャッて(電話を切られる)

綱島:「で、どうなんだマックス」ってよく言ってた(笑)

山路:ダニーは「は~(とため息ついて)、で?」で終わり(笑)

藤原:あんまり感謝された覚えがない(笑)

綱島:でも新キャラはそれくらいかな。

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──新たな敵とかは...?

綱島:最初の方に出てきますけどね。

綱島:いや、でもあれね。散々モメていろいろあったのに、次のエピソードでシュッと解決しちゃったよ(笑)

山路:どうなるんだ、って気を揉ませておいてね。

綱島:引っ張るだけ引っ張って、スティーヴが一人で乗り込んで解決しちゃった(笑)

山路:5-0はそれよくあるよね(笑)

藤原:最後はスティーヴがアクションで何もかも解決という(笑)

山路:今日はスーパーマンかって言われてたもんね。

綱島:撃たれた銃弾を話しながらペイッて取ってた(笑)

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──というか、シーズン7の見どころがこれでいいんでしょうか?(笑)

綱島:そうだよね...。いやでも、シーズン7は第1話から話の内容がとても感動的ですよ。感動系のエピソードがちょっと続きますね。

山路:脚本が今までのシーズンより練られてる感じがすごくする。終わり方がこれまでにない感じの終わり方になってたり。

藤原:余韻がね。

山路:余韻の種類が今までとはちょっと違う。

綱島:心の琴線に触れて、ちょっと涙が出そうだなって時にダカダンッ! てテーマ曲がかかる感じ。

山路:それで次の週になると全然忘れられてるという(笑)

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──切り替え早いんですね(笑) ちなみにアダムは......

綱島:出てきますよ~。

藤原:相変わらず髭濃いな、って(笑) 今日もコノが気をつけてね、って言いながらザラッとしてるんだろうな、って思って。

綱島:今日もイチャついてたな~。

山路:久しぶりに見たな、あのイチャつき。

綱島:こっちが照れるっての。

山路:汗かいてるのが好きだとかなんとか、まったく何言ってんだか。

綱島:「嫌だろ、こんな汗かいて泥まみれな男」ってアダムが言ったら、コノが「結構燃える」って(笑)

山路:すんごいセリフ(笑)

綱島:そしたらもうアダムに火がついちゃって(笑)

──でもまあ、今はコノくらいしか幸せな人がいないですからね(笑)

藤原:でもダニーは今が幸せなんですよね。

山路:いや、ダニーには好きな子がいたんだけど、前の奥さんがね、ちょっとね...。でもチャーリー(息子)が可愛いんだよね。娘は今はちょっと嫌なおばさんみたいになっちゃったから。

綱島:やっぱりダニーにとっては本当の息子だからね。

藤原:え、そうなんですか!? 知らなかった...。

山路:いやいや、本当の息子ってそういう意味じゃないでしょ?

藤原:え、スコット・カーンの息子?

綱島:なんでだよ、ダニーって言ったじゃん! そこが尾を引いてなんかいろいろトラブルが起こったり、うまいこと作ってますよね。

──スティーヴの方のラブはどうなんですか?

綱島:なんかね、彼女いますよ。

山路:いるけど、あんまり出てこないよね。

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──とはいえ、ファンが気になるのはスティーヴとダノの夫婦っぷりだと思うんですが、そちらの方はシーズン7ではいかがですか?

山路:今シーズンもまあ、相変わらずだよね。まーた始まったって思ったよ、俺。

綱島:集団セラピーじゃなくて、セラピーの先生のところで二人で話してたよね。

──それはもう完全にマリッジ・カウンセリングじゃないですか(笑)

綱島:今回はちゃんとセラピーの先生と話し合ってた(笑)

山路:それがちゃんとしてるのかは分からないけどな(笑)

綱島:あとなんかお医者さんごっことかしてたよね、二人で。

山路:いいから見せろよ、やめろよって(笑)

綱島:あ、そうだ。シーズン7で新たにバッヂをもらう人がいるんですよ。だからもしかしたらそういう人が増えていくかもしれないですね。

藤原:え、それは僕が消えた後ですか?

綱島:そうです。

藤原:ケッ!

綱島:嬉しそうに鍵っ子みたいに首から(バッヂを)ぶら下げてたよ(笑)

藤原:マックス戻って来づらいな......。

綱島:でもシーズン8でチンとコノがいなくなって、もしマックスが帰ってきたとしたら、もう周り濃いヤツらばっかりだよね。まともな人がいなくなるから。

藤原:常識人がいなくなる(笑)

綱島:そこにマックスが帰って来られてもなあ。

藤原:誰がこの状況を説明してくれるんだ、って(笑)

綱島:みんな、シーンって(笑)

山路:グローヴァーだけじゃん。そんなのもう大変だよ(笑)

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■『HAWAII FIVE-0』シーズン7 商品情報
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DVD-BOX PART 1(9,800円+税)...1月11日(木)発売
DVD-BOX PART 2(9,800円+税)...2月7日(水)発売
<レンタル>
DVD Vol.1~6...1月11日(木)レンタル開始
DVD Vol.7~12...2月7日(水)レンタル開始
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
公式サイトはこちら

Photo:『HAWAII FIVE-0』シーズン7
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