夢と愛に生きた伝説のエンターテイナー、P.T.バーナムのドラマティックな人生を描いたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』が2月16日(金)に公開されるが、このほど同作と、YouTubeのトップトレンド動画にも選ばれたことのある登美丘高校ダンス部とのコラボが実現した。
YouTubeの「バブリーダンス」をきっかけに一大ブームを巻き起こし、昨年末には荻野目洋子、郷ひろみなどの大御所と共演を果たした登美丘高校ダンス部がコラボしたのは、1月上旬に行われた第75回ゴールデン・グローブ賞で《主題歌賞》を獲得した『グレイテスト・ショーマン』の「This Is Me」。
常にオンリーワンを目指し、他の高校ダンス部とは全く異なった表現を目指してきた登美丘高校ダンス部は、ありのままの自分らしく生きることを謳い上げた同作と、「This Is Me」の主題に深く共感。コーチであるakaneさんは、「自分たちのがんばる姿が映画と重なるという説明を(配給の20世紀フォックス映画から)受け、ちゃんと自分たちのことを見てくれているということも嬉しかったですし、生徒たちも自分たちが踊る曲を聞いて、嬉しすぎたのか、ほとんどの子が泣いていました」と述べている。
約1ヵ月の特訓を終えて、72人のダンス部員が一糸乱れずに踊る姿は、登美丘高校ダンス部のこれまでのおもしろパフォーマンスのさらに上を行く出来。現場の入り時間は早朝6時30分。そして撮影は、渡り廊下、教室、屋上、グラウンド、体育館と校内をくまなく使って行われ、累計12時間にも及んだ。
外見や地位がどうであれ、ありのままの自分らしく生きようとするメッセージが込められた本作。きっと彼女たちの心にそれぞれに響くものがあったからこそ、見る者の視線を釘付けにするような、一人ひとりが輝いたプロモーションビデオになったのだろう。
ミュージカル・エンタテイメント『グレイテスト・ショーマン』は、2月16日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『グレイテスト・ショーマン』×登美丘高校ダンス部
(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation