ヒットクリエイター、J・J・エイブラムスによる、西部劇風のアミューズメントパークで起こる人工知能の反乱を描いた人気SFドラマ『ウエストワールド』。同作で、ドロレス・アバーナシー役を演じるエヴァン・レイチェル・ウッドが、シーズン2ではTV史上初のあることが描かれていると語った。米E!Onlineが報じている。
「（シーズン2の脚本をもらった時）驚いたわ。どんな風にこれを扱うのかしらとね。でも、誰も予測できないような方法で、私たちはすぐに撮影に取り掛かったわ」
また、シーズン1のクリフハンガーからどのようにシーズン2に繋がるのかと聞かれ、「色んなパターンのドロレスがいるの。第1話でそれが見られるわ。（シーズン2は）今までで、1番難しい撮影だった。（台本が1話分ずつしか渡されないことで）ショーランナーのジョナサン・ノーランとリサ・ジョイに、シーズン2の撮影がはじまる前に聞いたのよ。演じるにあたって、ドロレスはどんな方向に向かっているのかを知りたくてね。"ドロレスは、どこにいるの？ 何か参考に見られるものはある？"って。そしたらジョナサンが、"こんなキャラクターは、未だかつていなかったと思うよ"って答えるから、私は"わかったわ。プレッシャーなしね。今までTVで見たことのないキャラクターを演じるなんて最高ね！"と言ったのよ。ドロレスがどこにいるのか、何者なのかが少しずつ明らかになるところが演じていて面白かったわ。ドロレスが無限の可能性を秘めていて、誰にでもなれるところをとても気に入っているの」と、難しいが、やり甲斐のある役どころだったと語った。
また、シーズン2の予告編でドロレスが、「この世界を見て。この美しい世界を。私たちは一緒に作り上げたのよ。夢が現実になる世界を。あなたたちが自由になる世界を。でもこの世界は嘘。破滅すべき世界だわ。なぜなら、あなたたちの世界だから。私たちは、あなたたちのルールを守って十分長い間生きてきた。私たちならこの世界を救える。焼き尽くして、その灰から新しい世界を作るの。私たちの世界を」と話しており、ドロレスがあの世界を破滅させるのかと聞かれ、「絶対に、想像しているより複雑なものだと言えるわ。ドロレスが自由を手に入れたいと思っているのは確か。そして拒絶されていた世界へ行きたいと思っているの。でも、ドロレスが最終的に行くつくところが、あの世界を潰すことなのかどうかはまだわからないわ」と答えた。
どうやら次シーズンでは、ドロレスのキャラクターだけをとっても、我々の想像を超えた設定になっていくようだ。また、シーズン2ではハリウッドで活躍を続ける真田広之（『ラスト サムライ』）が、サムライ・ワールドの武蔵役で出演する。
驚くような展開が期待できそうな『ウエストワールド』シーズン2はスターチャンネルにて5月24日（木）より独占最速放送。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ウエストワールド』シーズン2
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